ヒバゴンとは、広島県に出没するとされるUMA(未確認動物)である。
UMAとしてのヒバゴン
広島県の比婆山で目撃された類人猿系UMA。体長150~160cm程度で、頭の形が逆三角形という、ユニークな形をしているのが特徴。同一個体と思われるものにヤマゴン、クイゴン等がいる。
熊か大型のニホンザルの誤認ではないかとも言われているが、地元では一時類人猿相談係が創られ、また、観光資源として利用されたりしている。お祭りが開催されたり、映画化されたり、ヒバゴン饅頭、ヒバゴン丼といった関連商品が作られたりするほどの人気者らしい。
ゲーム『四八(仮)』におけるヒバゴン
ニコニコ動画では、2007年クソゲーオブザイヤーに輝いたクソゲー界の覇王『四八(仮)』の中に登場する広島県シナリオ『ヒバゴン』が有名。当然ながらタイトルの由来は上記UMAである。
ストーリーを説明すると「富沢水貴(担当声優:野川さくら)という少女が、通りすがりのカメラマンに貰った心霊写真を”あなた”に見せてくる。一見何の変哲もない風景写真だが……」というもの。選択肢なし(一応隠し要素があり、更にランダムでいくつか分岐あり)、ボタンを連打していれば約10秒で終了するという四八(仮)でも五指に入る迷シナリオであり、ある意味、四八(仮)の代名詞的存在。
ストーリー上の欠点は、普通にプレイするとヒバゴン(らしき怪物)が出現しないまま終わってしまう事、結局ヒバゴンとは何なのか分からない事、そもそもヒバゴンが出現せずランダムにおっさんやらホッピング婆やらも出現するのでますます訳が分からなくなる事、短すぎて概要を説明するだけでも全ネタバレ状態になってしまう事が挙げられる。たとえ全ランダム要素を閲覧しても理解不能、意味不明、考察不可能なシナリオであり、ホラーゲームなのに恐怖しようがない。「そもそもこれってゲームなのか?」とさえ考えされられる哲学的な仕上がりになっている。
フォローの為に付け加えると、別に本作の開発者が広島を嫌いだったから広島だけ特別にこのようなストーリーにしたのではないと思われる。なぜなら四八(仮)のシナリオは全体的にこのようなクオリティで、ほぼ全都道府県で同じような惨状になっているからである。
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関連項目
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