ロケットバレルとは、ドンキーコングシリーズに登場する乗り物である。
概要
ドンキーコング リターンズの「どきどき!ロケットバレル」で初登場。
ステージ最初に存在するロケットバレルに搭乗してステージのゴールを目指して進んでいく。
一度乗ったらロケット噴射によって勝手に右に進んでいく半強制スクロールとなる。操作方法はAボタンを押し続ける事で上昇し、逆に離すと降下する。
このため、バレルの高度を調整しながら進んでいく形式になっているのだが、障害物か敵にぶつかっただけで即死となるため、ロケットバレルが登場するステージは基本的に難しい。
操作方法の癖が非常に強い上、実質即死制となる事から、非常に難しい印象があるのだが、軽快で耳に残りやすいテーマ曲の存在は勿論のこと、各コース内で登場するギミックも他のステージと負けず劣らずなバラエティぶりを誇っていて、見ているだけでも印象に残りやすい。
その結果なのか、リターンズはおろか、従来のトロッコ・コースター面に次ぐ、新時代のドンキーを象徴する強制スクロールステージと位置付けられる事になった。
リメイク版の3Dではクランキーの店で購入可能なクラッシュガードを使用する事で2回までダメージを守ってくれるようになった。なお、残念ながら同作の新ワールドである『スカイハイエリア』にはロケットバレルステージは存在せず。ロケットバレル好きなプレイヤーから少々残念がられる事になった。
ドンキーコング トロピカルフリーズではライフが3と耐久度が上がった。
また、同作では新たに途中で視点がプレイヤーの後ろに移動する3Dステージも追加された。
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーでも登場する。
登場作
ドンキーコング リターンズ
- どきどき!ロケットバレル
ワールド2『ビーチエリア』の3番目のコースとして待ち構えている。
今作において、一番最初にロケットバレルに触れる事になる面で、必然的にロケットバレルの操作を学ぶことになる。
一番最初のロケットバレルのコースらしく、ステージ内のギミックも比較的シンプルになっているのだが、シリーズのプレイヤーが一番最初にロケットバレルに触れるコースという事から、最初のうちは独特の操作に慣れるまで四苦八苦したと思われる。
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モグリャーのこうじげんば
モグリャーが住み着いた狭い坑道を通る。モグリャーはツルハシを振るってきたり、天井のクリスタルを削って落としてきたりする。またトロッコ列車は風船で浮かぶモグリャーを召喚してくるが、途中で岩盤を削って道を作る。 -
コモリンのどうくつ
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スリル!ギアフライト
巨大なブレス機と歯車の間を縫うように通っていくコース。開発者は数あるロケットバレルの中でも特に難しいステージの一つと公言している。
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3、2、1、ゼロ!
ワールド7『ファクトリーエリア』にて、4カ所のコースをクリアする事で入る事が出来る。
これまでのロケットバレルのコースはいずれも横方向に進んでいたのだが、このコースと「たいけつ!ティキトング」の2カ所のみスクロールの方向が縦方向になっている。
KONGパネルの存在しないワールドボスの前兆戦といった立ち位置のコースなのだが、他のジェットバレル面には見られない縦スクロールである事や操作方法も特徴的という事から、ボスの前座とはいえ中々油断が出来ない内容になっている。 -
ホットロケット
火山の噴火によって地殻変動が行く手を阻む難易度が高いステージ。 - たいけつ!ティキトング
同作のラスボスに相当するステージなのだが、上述『3、2、1、ゼロ』と同じくボス戦前に縦スクロールのロケットバレルステージが挟まれる事から、便宜上この記事の内容に含まれる。
ドンキーコング トロピカルフリーズ
- 飛び出せ!チーズじごく
チーズの塊が行く手を阻むステージ。 - 月夜の巨大魚!ロケットバレル
夜の洞窟の中を進んでいく。文字通り巨大な魚が下を泳いでいる。 - カラフル・フライト
巨大な果実の加工場を進んでいくステージ。巨大な果実が行く手を阻む。途中からは視点が斜めになる。 - 雪玉どうくつ
巨大な氷塊と落ちてくる氷柱、大砲から発射される雪玉をかわしながら進んでいくステージ。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
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