沢城丈とは、龍が如くシリーズの登場人物である。声優はONLINEでは高橋広樹、「7」では堤真一。
概要
初登場は「龍が如く7 光と闇の行方」。
東城会の荒川組若頭兼沢城組組長。後に荒川真澄と共に近江連合に移る。
荒川組の右腕として動き、殺しの荒川組を体現させた武闘派。荒川とは対照的にシノギと春日一番を嫌っている。
15歳の頃、交際していた女性と同棲した末に女性が妊娠してしまい、赤ちゃんを新宿駅のコインロッカーの中に遺棄する。しかし女性が後悔してコインロッカーに戻ったことで、コインロッカーを必死にこじ開けようとする荒川真澄の姿を目撃する。その後鍵がかけられていなかったロッカーからもう一人の赤ちゃんが春日次郎によって発見され、子供の取り違えが発生してしまったことを確信する。5年後、荒川真澄に連れられて車いすに乗っている息子を見かけ、聞き込みの末に、本当の息子の荒川真斗であることを知った。極道に身をゆだねる際に、荒川組に入る。
荒川真斗については真澄よりも甘やかす傾向があるが、上記の事情のため。春日一番が身代わりに刑務所に入るきっかけになった坂木組の組員殺しも、真斗を庇って自分が殺したということにしていた。
荒川真澄が東城会と近江連合を同時解散させようとしている計画のことは知らずに、東京に残った近江連合の組員に頭を下げ東京近江連合の一員となるが、一方で親殺しのケジメをつけてもらうと怒っていた。
東京都知事、青木遼(荒川真斗)から荒川真澄殺害の命を受けるが、これを拒否したことで初めて真斗に逆らった。代わりに星龍会の星野龍平を殺害を命じられ実行、直後に春日と戦って敗れ自身の過去を話した。荒川真澄殺しについては「親を殺せるわけがない」と返答した。足立宏一に「真っ当に罪を償え」と言われて警察に自首。その後は荒川真斗によって石尾田礼二、ミラーフェイスが暗殺のために差し向けられる。これも春日の活躍で撃退され、刑務所の中で生活していくことになるが、エンディングでは終身刑になったことが明かされる。
戦闘の際はHPが減るとガラスの破片を武器として使ったり、カウンターを仕掛ける。2戦目では春日曰く得意としている武器(刀、杖)を使用する。
「龍が如く8」では62歳。刑務所から出た状況で春日と再会したため、一同を驚かせている。横浜星龍会の会長星野龍平を殺した犯人とされていたが、真相は青木遼が沢城とは別の人物に星野龍平殺害を依頼し、先に取られていた。罪を被ったことで無期懲役となっていたが、これに海老名正孝が待ったをかけ、弁護士の協力を得て出所。横浜星龍会のもとに身を寄せる。春日に荒川真澄の愛した女性で、春日の母親かもしれない女性である「茜さん」に会うためにハワイに行く事を頭を下げながら依頼する。
自身は荒川真澄がやり遂げようとした第二次大解散に向けて海老名の下で動いていた。春日をハワイに行かせた直後に海老名の行動に疑問を感じていくが、茜については春日がいるから大丈夫とハワイについては気にしていなかった。異人町に死んだはずの桐生一馬が現れたため、監視されながらも桐生、堂島大吾、真島吾朗、冴島大河の協力を得て海老名に立ち向かおうとした。しかし海老名に企みはバレていて、海老名との決戦を前に重傷を負わされ、桐生たちをミレニアムタワーにおびき出すための人質となった。
殺されたかと思われたが生き延び、桐生が海老名に勝利するところを見届けた。
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関連項目
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