鶴来民子(つるぎ みんこ)とは、アニメ「花咲くいろは」の登場人物である。CV:小見川千明
概要
ひき肉的な「みんち」というあだ名で呼ばれている。身長160cm。
喜翆荘で板前見習いをしている高校生であり、松前緒花・押水菜子・和倉結名とは同級生である。言動がキツくて近寄りがたい印象があるが、一方では恋もしている少女。
「死ねの人」⇒「ホビロン」
1話にて、緒花は喜翆荘に生えている野蒜(ネギ属の野菜)を雑草と間違えて引っこ抜いてしまい、民子の反感を買ってしまう。その際、緒花に向かって「死ね」と言ったため、以後「死ねの人」と呼ばれるようになった。
その後、3話にて緒花から「死ね、はやめよう」と言われたため、それに変わる言葉として「ホビロン」なる言葉を思いつき、以後彼女の代名詞となっている(詳しくはホビロンの項目をご覧いただきたい)
ホビロンは、主に緒花に向けて発せられているが、告白してきた男子に向かって発したこともある。
ホビロンを用いるようになってから、「死ね」は用いられなくなったが、21話にて怒りが頂点に達し、再び「死ね」と発している(21話のタイトルもそれを意識したものとなっている)。
料理人の卵
中学生の頃から料理人にあこがれており、中学卒業と同時に喜翆荘で見習いとして働いている。自らの給料を使って食料を買い、調理の練習をしており、女将からも感心な子だと褒められている。また、学校祭にて、調理班のリーダーに選ばれた際も、おいしいものを作りたいという意欲を見せる場面が見られた。
料理人になりたいと考えたきっかけについて、詳しくは語られていないが、幼いころ月に1度親に連れていってくれたオムライス屋の食事が大好きで、いつも調理風景を眺めていたことが本人から語られている。
恋心
喜翆荘に弟子入りしようとした際、女将らは15歳という若さと、技術の未熟さから入門を認めないつもりでいた。しかし、板前である宮岸徹が入門を後押しし(自らが責任をもって面倒を見るとも言っている)入門が実現した。その時の徹に好感を覚え、恋をした。
しかし、徹はその気持ちに気づかず、むしろその後にやってきた緒花を気にする態度や言動をとっており、ストレスがたまる様子がよく描かれる(コメントでは、まどかマギカにて、ストレスの蓄積により魔女になってしまった美樹さやかに、民子を重ねることが多い)。
なお、高校では「民子姫」と呼ばれ、ファンも多く、告白も受けている。修学旅行で告白を受けた際、同じく告白を受けた結名は、告白を最後まで聞いてから断っている一方、民子は告白の言葉を聞く前に「ホビロン」と一蹴している。
その他
- 「みんち」というあだ名は、菜子が民子のことを「みんちゃん」と呼ぼうとしたものの、途中で詰まってしまい「みんち」となったのがきっかけである。
- 緒花にはあだ名で呼ばれるのを嫌っていたが、少しずつ緒花の誠実な気持ちを理解し、5話の終わりにて、あだ名で呼んでほしいと言っている(ツンデレな一面が見えた瞬間でもあった)。
- 同級生4人組で町に買い物にいった際、他の3人が様々な服にときめいている一方、民子は1人ワゴンセールの安物の中から探していた。
- クールな印象が多いが、プール掃除をした際、緒花や菜子に向かってホースの水を噴射する等、やんちゃな一面もある。
- 苗字の「鶴来」は石川県にある町の名前である(現在は、市町村合併により、白山市になっているが、駅名等に残っている)。
関連動画
関連静画
関連項目
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