The Agonistとは、カナダ出身のメタルコアバンドである。
概要
2004年に結成、当時はThe Tempestというバンド名だった。そして、ドラマーが加入して現バンド名に改名。結成当初はホワイト=グラスの美貌と楽曲、さらには若手でありながら政治的要素を盛り込んだ歌詞とのギャップが話題を呼び、センチュリー・メディア・レコードと契約。2007年には世界デビューを果たす。海外ではフロントのホワイト=グラズをはじめとした、バンドの高い実力のおかげで着実に人気を集める。日本では2009年にリリースした『Lullabies For The Dormant Mind』がヒットする。
PVはデイヴィッド・ブロスキーを監督に迎えて製作される。バンドはブロスキーに絶大な信頼を寄せており、そのことは各種インタビューで語られている。また、ライブでは当初、サポートとしてセカンドギターを招き入れていたが、現在は正式なギタリストをもう一人迎え入れたため、サポート無しで演奏を行うことができるようになった。
しかし、2012年から2013年にかけて行われたアルバムツアー中…ホワイト=グラスを除くメンバーはある考えを持つようになり、密かに実行に移していた。そして、2014年3月…後述の理由によりアリッサは自らが10年も手塩にかけたバンドを追放されてしまい、事前にメンバーが探した新ヴォーカル、ヴィッキー・プサラキスを迎えて活動することになった。
メンバー
- ヴィッキー・プサラキス(ヴォーカル)
新たにフロントに立ったヴォーカリスト。実は2012年~2013年に行われたツアー中にアリッサを追放すべく楽器隊メンバーが探しだしたヴォーカリストであったことが判明。 - ダニー・マリノ(ギター)
おじにフランク・マリノを持つバンドマスター。物静かな青年だが、口下手というわけではない。意外にも(?)オールドスクーラーでもある。バンマス故にインタビューに応える機会が多い。 - パスカル・パコ・ジョビン(ギター)
五人編成となるにあたり、新たに参加することになったメンバー。 - クリス・ケルズ(ベース)
The Tempestから在籍している初期メンバーの一人。 - サイモン・マッケイ(ドラム)
4人時代、最後に合流したドラマー。
サポートメンバー
元メンバー
- アリッサ・ホワイト=グラズ(ヴォーカル)
バンドオリジナルメンバーであり、初代フロントウーマン。『Canadian Idol』にも出演した経験がある。バンドではセクシーなクリーンヴォーカルと強烈なグロウルを操る、脅威のヴォーカリストとして注目を浴びる。ヴィーガン(完全菜食主義者)であり、このバンドを通じて彼女は地球環境やそこに生息するものの保護を訴えていた。一方で、楽曲方面では他メンバーとの繋がりも重視しており、楽曲製作には真正面から取り組んでいた。
2014年、マネジメント業と家庭に専念するアンジェラ・ゴソウと交代する形でArch Enemyのフロントに抜擢される。…が、実はツアー中に彼女を追放すべくメンバーは密かに後任メンバーを探しており、ちょうどArch Enemy新ヴォーカル兼任の話が来たところで後任のヴィッキーが見つかった。[1]これにより、メンバーから追放するばかりか自宅に押しかけられてしまう。この時、アリッサは顔に唾をかけられた挙句に、Eメールアカウントにログインできないようにされたことを後にアリッサ自ら暴露したことで明らかになった。こうして、音楽に専念して2つのバンドを掛け持ちするというシンガーとしての希望はメンバーの裏切りによってズタズタにされてしまった。
なお、この時の心情はArch Enemyのアルバム『War Eternal』収録の「Avalanche」の歌詞で確認することができる。当人いわく「解雇の理由はメンバーのエゴ」とのことだが、肝心のThe Agonistメンバーからの説明はいまだに行われていない。
ディスコグラフィー
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関連項目
脚注
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