キラッCHUとは、アニメおよびゲーム『キラッとプリ☆チャン』の登場キャラクターである。誕生日は10月10日(桃山みらいが初めてデザインした日)。
CV:山下七海(3年目以降)、林鼓子(2年目まで)
ミラクル☆キラッツのマスコット。もともとみらいがデザインしたキャラクターで、バーチャルだいあの力をもらいデザインパレットのナビキャラになっていた。プリ☆チャンランド開園と同時に、プリたまGOに引っ越してさらに進化、キラッツをサポートするマスコットとしてがんばることに。
お調子者ですぐにその気になるが、いざとなると弱気になることも。語尾は「~ッチュ」。
2年目までの概要
3話で初登場し、萌黄えもに目をつけられたことで「Miracle☆Kiratts」のマスコットとなった、ネズミをモチーフにした桃山みらいのオリジナルキャラクター(なお、この時点で「パティスリーラペーシュ」の包装用の袋にすでに描かれていたため、いつ誕生した存在なのかは不明)。桃山みらいが作ったみらキャラのうち、「Miracle☆Kiratts」のマスコットを務めるため、劇中ではもっとも露出の多い存在である。さらに、現実世界においてもペアチア以来脈々と続く、プリティーシリーズのマスコットキャラクターを務める(なおグッズによっては他のみらキャラが一緒に描かれることもある)。
なお、あくまでもこの頃はまだ『キラッとプリ☆チャン』世界に存在する記号的な存在でしかなかったため、桃山みらい本人が声を当てている扱いであり、2年目に実体化した段階でも林鼓子が声優のままであった。
ちなみに語尾は「~ッチュ」であり、制作側で語尾が制限されていた『キラッとプリ☆チャン』では数少ない語尾キャラである。
キラッCHUがこれまでのマスコットと異なったのは、1年目の時点では『キラッとプリ☆チャン』における現実世界には存在しない、という点である。そのため、アニメ中ではこれまでと異なり、特に実体化してしゃべる、といったことはない(着ぐるみとして本来は存在しない手足をつけられ、パレードに参加するといったことはあるが)。
ところが、2年目に入り七星あいらからデザインパレットを受け取ると、すっかり夢中になったみらいはキラッCHUがガイドを務めるようUIを設定する。さらに66話にて、だいあからの誕生日プレゼントとしてこのキラッCHUは、デザインパレットから実体化する一種のAIとして魔改造され(なお、終盤の展開や3年目以降の動向を見る限り、完全に自律した存在である)、微妙に『キラッとプリ☆チャン』世界にもいると言えなくもない存在と化した。
同じような存在に白鳥アンジュのデザインパレットに宿っているハクッCHO等がおり、キラッCHU、ハクッCHO、だいあらは仲良くバーチャルの世界で暮らしている。普段は当番制でバグバグっ虫の退治などをしているようだ。
このデザインパレットのキラッCHUは、だいあのキラキラで生み出された存在であるがために、2年目の終盤にだいあが暴走した際に唯一動ける存在として意外な活躍をすることとなった。
なお、こちらの現実世界ではライブ中の「SUPER CUTIE SUPER GIRL」のコールの予告を務めたり、『キラッとプリ☆チャン』第5弾「キラキラ!せかいのアンジュ」以降追加された『キラッCHUポイント』を獲得した際「キラッCHU」と鳴いたりするなど、セリフらしきものが存在する。
キラッCHUは、「Miracle☆Kiratts」のマスコットキャラクターであるため、作中でも桃山みらいのファンであった虹ノ咲だいあらが愛用している。また、「Miracle☆Kiratts」というよりも桃山みらいのアイコンであるため、プリ☆チャンラジオでは桃山みらいのキラッCHU、青葉りんかのシルクちゃんに当たる存在が萌黄えもにはないので久保田未夢が羨ましがっていた。
3年目からの概要
カガヤキ・コーポレーションの社長輝イブによって新たなる舞台が仕立て上げられると、プリ☆チャンアイドルには「プリたまGO」が配られる。しかし「Miracle☆Kiratts」にはすでに「デザインパレット」のキラッCHUがいたためマスコットが現れず、このキラッCHUが「プリたまGO」に引っ越すこととなった。
ということで「Miracle☆Kiratts」もキラッCHUを育てることになり、声優も新たに山下七海となった(なお、メルパン、ラビリィと合わせると、中の人が完全にプリパラの「NonSugar」になる)。一応これまでと同一の個体だが、103話から特に説明もなく声が変わっている。
それに伴い筐体にも登場。キラッCHUと会話等ができるようになった。
なお、この結果タカラトミーアーツの公式アカウントでもキラッCHUが喋るようになった。
マスコットたちの中ではとりわけ精神年齢が低く、頑張り屋さんだがおっちょこちょいで、割とマイペースなちびっこそのもの。この点に関してはプリ☆チャンラジオでも小さい子に近い存在としてバブみの対象とも言われていた。とはいえ、演者側からも指摘されているように、桃山みらい達からは割と放任されており、紆余曲折ありつつも締めるところは締めるマスコットの主人公ポジションである。
キラッCHU絵描き歌
71話にて登場したキラッCHUの絵描き歌。作詞は脚本を担当していた冨田頼子、作曲・編曲は高橋修平が行っている。歌詞は正確な文字媒体での初出がないので、あくまでも仮である。
びっくり(びっくり)ぱちくり(ぱちくり)目が出たよ
ニコッとお口をニョッキニョッキ(わー)
ピンクに染めて(だッCHU)
ーー『キラッとプリ☆チャン』71話より
〇〇欲しいッCHU!
3年目になってからしばらくして、なぜかキラッCHUがレゴマリオを欲しがる二次創作が流行してしまった。その結果二次創作ではDX日輪刀など様々な玩具を欲しがるキャラクターで定着し、ニコニコ動画のコメントでもこのような扱いが共有されている。
ちなみに、原作のキラッCHUも大体このようなキャラクター性の存在ではあり、2020年12月6日の『プリパラ&キラッとプリ☆チャン Winter live 2020』でも物販コーナーでグッズをとにかく欲しがる姿が描かれた。
余談
- なお、日本大学の講演録によると、マスコット時代のデザインは他のマスコットと違って監督の博史池畠とのこと
- 1年目の段階から何度かぬいぐるみ化されており、2019年9月28日にはPrism Stone限定でシルクちゃんとのリバーシブルぬいぐるみが発売されている(背中のチャックを開けるともう片方の顔が出てくる仕様のため、このぬいぐるみが先行販売された「プリパラ&キラッとプリ☆チャンAUTUMN LIVE TOUR 2019 ~キラッと!アイドルはじめる時間だよ!~」でも、物販紹介コーナーのオチと化していたような…)
- 2020年の干支がネズミということもあり、正月にネズミつながりで虹色にののチュッペとどう考えてもポケモンバトルをしているとしか思えないCGが作成され、ダイマックスしてしまっている
関連動画
関連項目
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