「ウルトラマンの歌」とは、円谷プロの空想特撮テレビシリーズ「ウルトラマン」の主題歌である。
歌:みすず児童合唱団、コーロ・ステルラ
作詞:東京一
作曲:宮内國郎
編曲:宮内國郎
概要
ウルトラQのメインテーマ曲「ウルトラQのテーマ」が歌詞がついていないテーマ曲と言う点を考慮すると、ウルトラシリーズの1作目の主題歌となるのが「ウルトラマン」の主題歌「ウルトラマンの歌」である。
作詞を担当した「東京一」は、円谷英二の長男で監督を務めた「円谷一」のペンネームである。
「ウルトラマン」の大ヒットと共に、主題歌の「ウルトラマンの歌」もミリオンセールスを記録している。
「ウルトラマンの歌」には、TV本編のオープニングに使用されただけでも
- 第1話と第7話で使用された、市販音源としてもっとも流通している馴染み深い音源。
- 第2話~第6話までと、第8話~第30話まで使用された「ファースト・レコーディング・ヴァージョン」音源。
- 第31話~第39話まで使用されたTVサイズしか存在しないヴァージョン3音源。
の3種類が存在する。
▼←は第1話~第7話までの音源/→は第31話~第39話までの音源
「ファースト・レコーディング・ヴァージョン」音源は、その名の通り最初に録音された音源で、第1話~第7話までの市販音源との違いは、みすず児童合唱団の歌声の違い(市販音源の方が高学年の印象をうける)の他に、
き~たぞ わ~れら~のウ~ル~ト~ラマ~ン
の歌詞の部分が、「ファースト・レコーディング・ヴァージョン」音源では、
き~たぞ われら~のウ~ル~ト~ラマ~ン
と微妙に異なっているが上げられる。
ヴァージョン3音源については、TVサイズしか存在せず、「ファースト・レコーディング・ヴァージョン」音源の時の編成と思われるみすず児童合唱団のみで歌っている点が、他のバージョンと異なっている。
また、1979年のTVシリーズ再編集版の映画「実相寺昭雄監督作品ウルトラマン」では、ささきいさおが歌うアレンジ版が披露されている。
その他には、「ウルトラマン」放映前の前夜祭で歌われたコーロ・ステルラのみが歌うバージョンや、
森の木児童合唱団とビッグ・ライツが歌うコロムビアバージョンの他、
2006年にリリースされたウルトラマン誕生40周年記念オムニバスアルバム「ROCK THE ULTRAMAN」に収録された、ロックバンド「Bloodthirsty Butchers」が歌うバージョン等が存在する。
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