エスメラルダ走りとは、アニメ『聖闘士星矢』の迷シーンのひとつである。
概要
『聖闘士星矢』第15話、 「今あかす! 一輝の謎」 の中、聖闘士のひとりであるフェニックス一輝が修行の場であったデスクィーン島での過去を回想する原作通りのシーンがあった。
非道とも思える師の下で過酷な修行の日々を送る一輝の心の支えとなったのは、弟のアンドロメダ瞬に瓜二つな心優しい少女・エスメラルダ(原作では小麦粉3袋でデスクィーン島に売られてきた事になっているが、アニメでは一輝の師匠と親子という設定になっている。声優は中島千里)。しかし、聖闘士の資格を賭けた師匠との戦闘の最中に悲劇は起こった。
二人の戦いを見守っていたエスメラルダに流れ弾的な師匠の拳が当たり、彼女は一輝の名を叫びながら倒れてしまう。
鍛え抜かれた戦士であっても大打撃を被る拳をかよわい娘が受ければ…それはすなわち「死」を意味する。
一輝の名を呼び、倒れ伏すエスメラルダ。彼女の名を叫びながら駆け寄る一輝。
まるで盆踊りでも踊っているような手の動き。
力が入ってないように見える両手と表情。
どう見ても右腕右足、左腕左足が同時に動いている。
むしろ地団駄踏んでるようにしか見えない。
それが『エスメラルダ走り』である。
時間にすれば5秒にも満たない本当に短いカットなのだが、そのインパクトの強さは他に類を見ず、今でも多くの人々の心を捕らえて放さない。
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関連項目
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