ケープバルブとは、乾燥した気候に適応した球根植物の総称である。
概要
ケープバルブとは、球根植物のなかでも、南アフリカ共和国ケープ州を中心に分布しており乾燥した環境に適応した球根植物である。同じ地域にハオルチアやメセン類などの風変わりな植物も自生しており、ビザールプランツの宝庫である。多肉植物と管理が似ていることから昔から多肉植物と同じ売り場で販売されることが多かった。最近では球根植物の枠組みを超えて南アフリカ共和国が原産の植物の総称にケープバルブが用いられる。
主にヒガンバナ科とユリ科の植物が独自の進化を遂げているが、オキザリスやヒヤシンス科などの球根植物も少数ながら存在する。ケープバルブの特徴として可憐な花を咲かせるが、花以上に目立つ個性的な葉が魅力で、葉が波打っていたりクルクルとカールしていたりと特徴的な葉を持つことから今後園芸植物として人気になる可能性が高い。
主なケープバルブ一覧
- アルブカ
- アンドロキンビウム
- ウルンベア
- エリオスペルマム
- オーニソガラム
- オキザリス・モノフィラ
- キアネラ
- キルタンサス
- 玉杯
- ケドロスティス
- シゾバシス
- ストルマリア
- 蒼角殿
- ダウべニア
- トラキアンドラ
- トリトニア
- ドリミア
- ドリミオプシス
- ハエマンサス
- フェラリア
- ブーファン
- ブルビネ
- ブルンスウィギア
- ボウイエア
- マッソニア
- モラエア
- ラケナリア
- ラペイロージア・アズレア
- リューココリネ
- レスノバ
- レデボウリア
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関連項目
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