ジョン・F・ケネディ国際空港から西へ向かう俺のアイデンティティーとは、フットボールアワー後藤輝基が作詞・作曲した曲である。
2017年新春に放送された「ゴッドタン・芸人マジ歌選手権」で発表された。
前の四作の曲名がそこそこ短かったのに対し今回は大変長いタイトルとなっている。略称は「ケネディティー」。
概要
2年ぶりにマジ歌選手権に出場したが、後藤が過去に発表した「ジェッタシー」「ヘブリカン」「ダブリタン」「マスタニー」が悪く言われているため(後藤いわく「殺された」)、マジ歌卒業を宣言する。1周目は特注の四角いギターをいじられるなど前フリで審査員が牛乳を相次いで噴き出し、更に「ジェッタシー」のワンフレーズで撃沈してしまい歌うことができなかった。
2周目では四角いギターではなくダブルネックギターを携えて登場するも、ギターの弦がそばにおいてあったMacBookが置いてあるテーブルに引っかかって音が出てしまうなど前フリで牛乳を噴出する審査員が続出し、あと一人になってしまったためさすがに仕切り直し。話の中では今後ギターのネックを3本にカスタムすると発言したり、前述のMacBookもこれから取り入れたいと発言するなど、卒業すると宣言しているはずが矛盾している(ちなみに、翌年のマジ歌選手権には卒業宣言通りだったのか出場しなかった)。この時「上タシー(上のネック)」「下タシー(下のネック)」「シャベリカン」というフレーズが誕生している。
曲の内容はニューヨークの名所に行きたいという内容だが、いざ披露してみるとその本質は「ジェッタシー」「ヘブリカン」「ダブリタン」「マスタニー」とほとんど変わっておらず、またしても曲名を意味もなく「ケネディティー」と略したり、人名に無理矢理「〜ディティー」を絡ませ、間奏では「上タシー」にキスをするなどして相変わらずのダサさ全開で審査員を苦しめたが、残り1人の審査員の宇多丸の耐性が強かったため、なんとか完奏した。最後の一人が全く噴き出さず完奏したのは「ジェッタシー」以来となる(「ジェッタシー」は最後の一人の牛乳が口から出てしまうが、噴き出すには至らず。「ヘブリカン」「マスタニー」は終了とほぼ同時に最後の一人が噴き出したが、完奏と認められた。「ダブリタン」は終了間際に最後の一人が噴き出し、強制終了)。
ちなみに演奏する時は「下タシー」を使う反面「上タシー」は殆ど使わず、あまつさえ曲のラストでは「上タシー」が後藤の顔面に思いっきり当たってしまうというオチ付きであった。
登場した人物
ジョン・F・ケネディ→ジョン・F・ケネディティー
ハリソン・フォード→ハリソン・フォーディティー
アーノルド・シュワルツェネガー→シュワルツェネガーディティー
(ハリソン・フォードとシュワルツェネガーは「クオリティー」「ミルクティー」との三段活用の形で歌われた。)
アンジェリーナ・ジョリー→アンジェリーナジョリディティー
アンディー・ウォーホル(芸術家)→アンディーウォーホディティー
ジャスティン・ビーバー→ジャスティンビバディティー
ちなみにアメリカが舞台の曲だが、ジャスティン・ビーバーはカナダのミュージシャンである。
関連項目
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