ツインメッセ静岡とは、静岡県静岡市駿河区にある展示場ホールである。
概要
特徴・フロア構成
1982年(昭和57年)に開館。公益財団法人静岡産業振興協会が管理している展示ホールである。正式名称は「静岡産業支援センター」と呼ばれるが、もっぱら通称名の「ツインメッセ静岡」と呼ばれることが多い。
北館、南館、西館、中央棟の4棟に分類された建物で構成された展示場で、北館1階と南館1階に2つの大展示場を持つ。ちなみに、"ツインメッセ"の名前の由来はここからきている。
また、西館2階と西館別棟、北館3階に小展示場があり、そのほか付帯施設として北館4階にレセプションホール、西館1階にレストラン「駿河」、中央棟に和室や会議室、交流サロンを設けている。
沿革
- 1982年(昭和57年) - カネボウ静岡工場跡地活用として本展示場が開館。当時は「静岡産業館」という名前になっており、建物も元々は南館と西館の2棟で構成されていた。
- 1989年(平成元年) - 静岡ホビーショー第28回大会開催。この年から会場拠点が本館となる。
- 1996年(平成8年) - 北館と立体駐車場が増築され、愛称として「ツインメッセ静岡」と命名される。なお、明確な資料がないため時期不明であるが、この頃には「静岡産業支援センター」と現在の正式名称になっていたと思われる。
- 2022年(令和4年) - 開館から40周年を迎える。(予定)
主要な催事
ツインメッセ静岡で行われる主要な催事として挙げられるのが、「静岡ホビーショー」と呼ばれるラジコン模型やプラモデル、鉄道模型の見本市である。1934年(昭和34年)から毎年5月開催されており、第28回大会(1989年(平成元年)開催)から静岡産業館(現 ツインメッセ静岡)で開催するようになっている。
ほかには、マジック・ザ・ギャザリングのグランプリである「グランプリ・静岡」の会場としても有名である。
そのほかコンサート会場としてやプロレス興行の会場としても利用されている。
第17回~第18回博麗神社春季例大祭代替会場として
2020年は、東京五輪開催によってコミケと同じようにビッグサイトを追われた博麗神社例大祭であったが、主催の博麗神社社務所が代替会場としてツインメッセ静岡を選定。2020年(令和2年)3月に第17回博麗神社例大祭を開催する予定・・・であったのだが、新型コロナウイルス蔓延による影響で延期、その後の緊急事態宣言発令によって中止が決定した。
しかし、のちに東京五輪も延期が決定したため、再び代替会場としてツインメッセ静岡に白羽の矢が立った。そして、2021年(令和3年)3月21日に第18回博麗神社例大祭を開催することを発表した。
所在地・交通アクセス
所在地
公共交通機関など
自家用車で
駐車場案内
【立体駐車場】
なお、イベント主催者の要請により利用禁止または自粛要請措置が取られる場合がある。参加するイベントの要項をよく確認することを推奨する。
関連動画
関連項目
関連リンク
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