テクニカルエンジニアとは、昔あった情報処理技術者試験(国家資格)の複数の区分の総称のことである。
概要
情報処理技術者試験のうち、2001年から2008年まで実施されていた5つの試験区分の総称である。
それぞれネットワーク、セキュリティ、組み込みシステム、運用管理、セキュリティといった各分野の専門家向けの試験であった。
どの区分も高度な知識が要求されたため難易度は非常に高く、高度情報処理技術者試験に含まれていた。
2009年に全ての区分が名称変更され、「テクニカルエンジニア」が名称に含まれる区分は存在しなくなった。
試験区分一覧
- テクニカルエンジニア(ネットワーク)試験
- ネットワークエンジニア向けの資格。
- かつては「オンライン情報処理技術者試験」「ネットワークスペシャリスト試験」という名前で実施されていた。2009年からは再び「ネットワークスペシャリスト試験」に名前が戻っている。
- テクニカルエンジニア(データベース)試験
- ネットワークエンジニア向けの資格。
- かつては「データベーススペシャリスト試験」という名前で実施されていた。2009年からは再び「データベーススペシャリスト試験」に名前が戻っている。
- テクニカルエンジニア(エンベデッドシステム)試験
- 主に組み込みシステムのエンジニアを対象とした資格。
- かつては「マイコン応用システムエンジニア試験」という名前で実施されていた。2009年からは「エンベデッドシステムスペシャリスト試験」として実施されている。
- 2023年から論述課題(小論文)が追加された。
- テクニカルエンジニア(システム管理)試験
- 主に運用管理に特化した資格である。
- 当時のテクニカルエンジニアで唯一、論述課題(小論文)がある科目だった。
- かつては「システム運用管理エンジニア試験」という名前で実施されていた。2009年からは「ITサービスマネージャ試験」として実施されている。
- テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験
関連項目
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