フランクフルト(Frankfurt)とは、ドイツの都市名、またはその都市名に由来するソーセージの名前である。
なお同都市に本拠を置くドイツのサッカーチームについては、アイントラハト・フランクフルトを参照されたい。
あと、ソーセージについては「ソーセージ」の項目を参照されたい。
概要
日本語で一般的に「フランクフルト」と呼ぶ場合、地名としては通常はドイツ連邦共和国の中部ヘッセン州にあるマイン河畔の金融都市「フランクフルト・アム・マイン」(Frankfurt am Main)のことを指す。フランクフルト・アム・マインの人口は約69万人で、ドイツではベルリン、ハンブルク、ミュンヘン、ケルンに次ぐ第5位。ヘッセン州の州都ヴィースバーデンよりも多くの人口を抱えている。
欧州有数の大河ライン川の支流マイン川の沿岸にある(都市名の「アム・マイン」は「マイン河畔の」という意味)。神聖ローマ帝国の時代には、皇帝の戴冠式などが行われた。ゲーテの出身地。歴史的に金融系が強く、現在ではドイツ連邦銀行は固より、欧州中央銀行(ECB)の本拠地ともなっている。
郊外のフランクフルト国際空港は大きな空港で、日本からも直行便が飛んでいる。このため、多くの観光客が訪れるが、市内は第二次世界大戦の空襲で大部分が破壊されたため、そこまで古いものが多いわけではない。ここを拠点にドイツ各地へと移動していくのが一般的である。
ドイツには他にも「フランクフルト」の名を有する都市があるが、ここでは割愛する。
関連項目
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