マレ・ブラッタとは、「鋼鉄の咆哮」に登場する超兵器である。
名前はイタリア語で「海のゴキブリ」となる。
概要
初代鋼鉄の咆哮に登場する超兵器。肩書は「巨大ステルス戦艦」、その大きさにもかかわらず最高クラスのステルス性能を誇る。
黒光りするようなカラーリングに、タンブルホーム型のステルスを意識した船体を持つ。船体前方にVLSや艦橋の前に56cm砲らしきものが2基搭載されいているのが確認できる。艦橋にSPY-1レーダーが装備されているのが確認できるが、配置が特殊でタイコンデロガ級の逆配置(つまり左前方、左舷、右後、右舷)と面白いデザインとなっている。後のブラッタシリーズの前身となる超兵器だが、この時点では後ほど奇抜なデザインはしておらず、光学迷彩装置が存在しないため姿は見えていた。
PC版では特にこれといった設定はないが、PS2版ではプレイヤーのレジスタンス側が開発したものを奪取され敵になるという設定になっている。似たような船を造りたかったら、アメリカ戦艦船体Ⅷが解放される鋼鉄の咆哮3を買おう。
モチーフとなったのは忠実でアメリカ軍が計画していたミサイル運搬船「アーセナル・シップ」だと思われる。
全長は400mほどだと思われる。ドットでは荒覇吐よりは巨大だがアルウスよりは小さい。
性能
Eエリア(PS2版ではエリア5)のラストに登場、ステージ名は「異形の黒」。
基本性能 | |
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耐久力 | 3500 |
装甲 | 対51cm砲防御 |
速力 | 35.0kt |
兵装1 | 50口径56.0cm砲 |
兵装2 | 88mm連装バルカン砲 |
兵装3 | ミサイル発射機 |
兵装4 | 57mmバルカン砲 |
兵装5 | 酸素魚雷 |
兵装6 | ミサイル発射機2 |
兵装7 | 火炎放射砲2 |
主砲に56cm砲50口径を装備しており、さらにミサイル発射機によるアウトレンジを行ってくる。88mm連装バルカン砲も装備しており、近接戦闘では連続ダメージで火災を起こす危険性もある。また中破後は酸素魚雷と後のブラッタ級超兵器の代名詞となる火炎放射砲を撃つようになる。高いステルス性能を持っているため位置を掴みにくく、更に35ktという高い速力を持ち、装甲も分厚いため、攻撃、防御、速力の3拍子がそろった強敵である。
難易度HARDでは強化の度合いが激しく、速力は40ktとなり全ステータス強化、更に電磁防壁を搭載するようになる。ミサイルの射数も増加し、56cm砲は55口径となり酸素魚雷は誘導魚雷に切り替わる。初代では電波妨害装置の性能が非常に高く、特に高性能のものを搭載していたマレ・ブラッタは、難易度HARDではレーダーに表示される瞬間が約90秒に1回程度となる。後のリフレクト・ブラッタやシャドウ・ブラッタなど比較にならないほど高いのである。
これと言った弱点は無い。迎撃兵器を多く搭載した上で、56cm砲の装填時間を見計らい攻撃を仕掛けるしかない。初代は艦載機が強いので、空母によるアウトレンジでも良い。レーダーでの補足が難しいため一瞬の反応を見逃さないようにしよう。よく見ると主砲は艦橋の前にしかないが、何故か後方にも撃ってくるため回りこんでも油断は禁物である。
Hエリアでは量産されたものが登場し、エーゲ海で3隻同時に戦闘することとなる。ただし性能は変わっていない。
関連動画
関連項目
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