シャドウ・ブラッタ単語

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シャドウブラッタ

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シャドウ・ブラッタとはコーエー発売の戦艦アクションゲーム「鋼鉄の咆哮3 ウォーシップコマンダー」に登場する、ボスキャラクター超兵器である。
ブラッタはラテン語でゴキブリという意味であり、名前を訳すと「影のゴキブリ」となる。

概要

Windows版鋼鉄の咆哮シリーズでおなじみのブラッタの名を関する超兵器。初代のマレ・ブラッタ、鋼鉄の咆哮2のリフレクト・ブラッタに続く3番手である。

肩書は「超巨大光学迷彩戦艦」、前作のリフレクト・ブラッタと同じく光学迷彩装置を搭載した超兵器戦艦という設定で登場する。鋼鉄の咆哮2ではダメージを与えた瞬間のみでしか姿が見えなかったが、鋼鉄の咆哮3では環境設定によっては薄っすらとだが肉眼でも見ることができる。

リフレクト・ブラッタの時点もかなり奇抜なデザインをしていたが本級はさらに変わった形状をしている。その名の通り黒いカラーリングに双胴のSWATH船型をしており、艦尾には元になった生物を思わせるアンテナが装備されている。

性能

本編シナリオの終盤であるKエリアに登場する。ステージ名は「見えない恐怖」。

地中海のバレアレス諸島近海での戦闘となる。ブリーフィング画面の時点ではシャドウ・ブラッタの存在は不明という状況であり写真も無い。情報は撃ち落された友軍偵察機からの最後の通信「海面が火を噴いた」のみとなる。

連合軍がバレアレス諸島を占領した直後の設定であり、枢軸同盟ルートでは島の奪還任務となる。

基本性能
耐久力	8000
装甲	対51cm 砲防御
速力	52.4kt
兵装1	50.8cm 砲65口径
兵装2	新型 280mm砲 AGS
兵装3	88mm連装バルカン砲
兵装4	4連装ミサイル発射機
兵装5	火炎放射砲２
兵装6	対空パルスレーザー
兵装7	エレクトロンレーザー

主砲には50.8cm 砲、副砲には新型 280 mmA GS 砲、4連装ミサイル発射機、88mm連装バルカン砲を装備しており、前作のリフレクト・ブラッタと兵装の種類はあまり変わらなりが、速力が非常に高く50kt以上は軽く発揮することが可能。

前作では姿が見えないだけの光学迷彩装置だが、今作のシャドウ・ブラッタの光学迷彩装置はCPUの攻撃、自動兵器による攻撃を無効化する。そのため今作では手動での攻撃が絶対となる。

ただしシャドウブラッタが中破をして煙を吹くと状況が変化、『全エネルギーを光学兵器にまわせ！』の敵艦内放送を傍受し状況が一変、光学迷彩装置が解除され自動兵器による攻撃が有効となる。

中破後はエレクトロンレーザー、対空パルスレーザー、そしてブラッタ級の代名詞とも言えるあの御なじみの火炎放射砲を使用するようになる。特にエレクトロンレーザーは射数が3もあるため非常に攻撃力が高い。

弱点は耐久力が極端に低いことで、終盤であるにもかかわらずKエリアの他の超兵器に比べ半分ほどしかない。これは見るからに船体が薄い部分があるSWATH船型の特徴を反映してのことだと思われる。攻撃さえ当てられればKエリアの標準的な戦艦の火力ならばかなりあっさりと撃破可能。

余談

デザインモチーフの一つに実存在したアメリカの実験艦「シーシャドウ」があると思われるが、この特殊な船体構造「小水線面積双胴船(SWATH)」は波の影響を受けにくく高速航行をしやすいという利点があり、実際にシャドウ・ブラッタも高速戦艦となっている。さらにシャドウ・ブラッタの航跡は他の艦船よりも薄く目立たない特殊仕様があり、これもこの船体の影響だと思われる。

枢軸国と同盟ルートの場合はH44級戦艦を旗艦とした艦隊との共同作戦となり、「この戦闘が終われば我が国（ドイツと思われる）のビールを贈ろう」との通信が来る、この同盟国の艦隊とシャドウ・ブラッタをある程度の距離まで接近させるとイベント通信が発生するが、その時に光学迷彩を展開しているか解除しているかで通信の内容が変わる小ネタがある。ちなみにこの時にシャドウ・ブラッタの船体があまりにも奇抜なためか枢軸軍艦隊から「無様な艦容だ」と言われている。