「お客さんだぜウィンディー、予想通りのな」
アーマード・コア フォーアンサーに登場する男性リンクス。
CV:白熊寛嗣
概要
特定の企業に属さない独立傭兵のリンクスでカラードランク7。これは独立傭兵としては最高位のランクでもある。が、登場ミッションの殆どがインテリオル系であることからどちらかと言えばインテリオル寄りのスタンスと言える。
掴みどころのない空とぼけた男で、企業からの信用はあまり良くないらしいが、それでもカラードランク一桁台にして独立傭兵としては最高の戦力ということもあってその働きは報酬以上に見合う十二分なものである。
独立傭兵という立場柄なのか他のリンクスとは違う独特の価値観を持ち合わせているようで、ミッションで共闘した際にもあまり自身の本音を見せようとしない飄々として面倒くさがりな印象を与える。敵対することになる変わり者なドン・カーネルやパッチ,ザ・グッドラックにも他の面々とは違った感想を抱いていたりもする。前者に関しては「しっかり操縦しろよおじさん、コケちまうぞそんなんじゃ」などと完全に小馬鹿にするような物言いである。(皮肉なのか本音なのかわからないが、この発言を見るに案外若手だったりするのだろうか)
パッチに対しては彼が降参を申し出た際に「スゲェなコイツ・・・大物だ、感心した」と意外な発言をしている。他のセリフにも命あっての物種といったスタンスを感じさせるものがあり、自分が生き残るためなら平気で情けない姿を見せるパッチに対して逆に感心を見せたというところだろうか。
前述のインテリオル寄りのスタンスというのは、同陣営所属の最高戦力、ウィン・D・ファンションとの関係が深いということも関わっていると思われる。そしてORCAルートにおけるラストミッション「アルテリア・クラニアム襲撃」においてはウィンと共に最後の敵の1人として立ちはだかる。彼が撃破された際に発した「ハッ・・・ダセエな俺も・・・」「すまねえ、ウィンディー・・・あんまり、助けられなかったな・・・」というセリフから、彼の本心やウィンに対する信頼などが見て取れる。また、逆にこちらが彼に撃破されると「悪いな、美人の涙が最優先さ。あばよ・・・酔っぱらい」と、何ともカッコいいセリフを残す。美人の涙が最優先ということからウィンの意志に従ってというスタンスだったのだろうが、同時に残した首輪付きに対する酔っぱらいという言葉は、ウィンのORCAに対する「奴らは酔いすぎている」という評に通ずるものがあり、彼もまたORCAに対してウィンと同じような感想を抱いていたのかもしれない。
搭乗ネクストはアルドラの旧標準機ヒルベルトをベースにした「マイブリス」 強化型ガトリング、高速型ミサイル、近接信管ミサイル、連動ミサイル、そしてデュアルハイレーザーライフルを装備している。
実弾、EN共に標準以上の装甲を誇るヒルベルトフレームということもあって非常に硬く、また装備している武器もどれもが高火力の物ばかりなので敵対した際は正面からのゴリ押しでは厳しい。逆に味方時にはその圧倒的な火力と耐久で頼もしい味方となってくれる。
しかし、重武装なことに加えて内装をGA系の物に変更しているという関係で多くのレギュで重量過多を起こしており、機動力はかなり悪い。よって相手の正面に立たないよう旋回戦を挑むのがベストかもしれない。(とはいえ、ミッションに登場する際には彼の機体とは真逆の高機動な軽量機を駆るウィンもいるので、そう簡単な事でもないのだが)
因みに彼の装備しているデュアルハイレーザーライフルはインテリオル・ユニオンの最新型で作中で使用しているのが彼のみなことからも、よりインテリオル寄りのスタンスを感じさせる。更に言うとこの武装の名前は「ベクルックス」と言い、ウィン・D・ファンションの機体、レイテルパラッシュに装備されているデュアルハイレーザーキャノンの名称は「アクルックス」と言う。これは共に南十字座の恒星の名称であり、このことからもウィン・D・ファンションのパートナーとして設定されたキャラであることが窺える。
関連動画
関連項目
- 2
- 0pt