ロベルト・マンチーニ(Roberto Mancini, 1964年11月27日 - )とは、イタリアの元サッカー選手、現サッカー指導者である。現役時代のポジションはFWまたはMF。現在はイタリア・セリエAのインテルを率いている。
概要
選手時代
ボローニャのユースに入団し1981年に16歳でトップチームデビューを飾る。翌年の1982年にサンプドリアへ移籍。サンプドリアでは15シーズンを過ごし、400試合以上に出場する。セリエAを1度、UEFAカップウィナーズカップを1度、コッパ・イタリアを4度制覇し、サンプドリアの黄金時代の主力として活躍。その活躍ぶりから「ミスター・サンプドリア」とも称された。
1997年にラツィオへ移籍。1999-2000シーズンにはクラブのセリエA制覇に貢献し、シーズン終了とともに現役を引退。その後2001年にイングランド・プレミアリーグのレスター・シティで現役復帰するも1ヶ月プレーしたのちに地震2度目となる現役引退を発表した。
監督時代
2001年にフィオレンティーナで監督としてのキャリアをスタートさせる。
2002年にラツィオの監督に就任。2003-2004シーズンのコッパ・イタリア獲得に貢献した。
2004年にインテルの監督に就任。タイトルから遠ざかっていたチームを立て直し、2005-2006シーズンからリーグ4連覇(2005-2006シーズンはカルチョポリ・スキャンダルによる繰り上げで優勝)を果たすが、UEFAチャンピオンズリーグで結果を残せなかったことが響き、2008年に解任された。
2009年にイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティの監督に就任。2011-2012シーズンにはリーグを制覇し、クラブの44年ぶりの優勝に貢献した。地元サポーターからの人気は高かったが、UEFAチャンピオンズリーグでは2年連続でグループステージ敗退を喫した影響もあり、2013年に解任された。
2013年にトルコ・スュペル・リグのガラタサライの監督に就任。しかし2013-2014シーズンをリーグ2位で終えたこともあってか、2014年に解任された。
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