ワシの波動球は百八式まであるぞとは、漫画『テニスの王子様』に登場する台詞である。
概要
全国大会準決勝「青学VS四天宝寺」の第三試合「河村隆VS石田銀」にて、河村の放ったダッシュ波動球を、その技の生みの親である石田が壱式波動球であっさりと跳ね返した。
次々とダッシュ波動球を繰り出すも、弐式波動球、参式波動球と、次々と威力を増していく波動球の前には全く通用せず、吐血しながらコートに這いつくばる河村に合掌しながらこう言い放つ。
「ワシの波動球は百八式まであるぞ」
「私の戦闘力は53万です」、「今のはメラゾーマではない…メラだ…」などのバトル漫画の台詞と並べても何ら遜色のない絶望感である。どこのバトル漫画だ。
この台詞はネット上で大反響を呼び起こし、テニスの王子様を読んだ事がない人にまでネタで使われる程の定番ネタとなった(例:ワシの○○は108式まであるぞ)。
その威力だが、拾弐式波動球になると観客席まで吹き飛ばされるようになり、弐拾参式波動球ではついに観客席の最上部までその体が吹き飛ばされるように。会場に鮮血が舞い、着弾地点の観客席が衝撃で爆発するという壮絶な戦いの結果は最終的に全身血まみれの河村が石田の腕を折って勝利というありえない結末を迎えた。お前らテニスしろよ。
ちなみに石田の腕は一週間で治った。
試合では弐拾参式波動球までしか登場しなかったが、新テニスの王子様では満を持して百八式波動球が登場した。その威力は会場に設置している巨大な照明器具を落とすほど。・・・意外とショボいなと思った人は多分この漫画に毒されています。
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関連項目
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