俺のお姉さんになってください。とは、"学園アイドルマスター"の登場人物 プロデューサー(学園アイドルマスター)の台詞である。
概要
姫崎莉波プロデュース
初星学園高等部アイドル科3年生 姫崎莉波。アイドルに憧れて入学し、一度はアイドルユニットの「妹キャラ」としてデビューしたもののうまく行かず、これといった結果も残せず気付けば3年生になってしまっていた。それでも内心ではアイドルを諦めきれない彼女の元に、プロデューサー科の青年(学マスP)が訪ねてきた。実は莉波と学マスPは幼馴染であり、当時は互いに「莉波のほうが年上」だと思い込んでいた。幼少期の学マスPは莉波を「お姉ちゃん」のように慕い、莉波もまた学マスPを「弟」のように思っていたのだ。思出話に花を咲かせる莉波に、学マスPは告げる。
あなたをプロデュースさせてください。
莉波は驚く。この学園には彼女より才能がある生徒はたくさんいるし、何よりこれまでうまくいかなかったという経験からすっかり自信を無くしていたのだ。だが学マスPは「あなたにも魅力がある」と励まし、「トップアイドルにしてみせる」と宣言。その熱意に、莉波はスカウトを受け入れた。
第2話
プロデュースを始めるにあたり、莉波はこれまでの活動を語る。1年生の頃にユニットとしてデビューしたが、ユニット内での「妹キャラ」という方向性が自身と噛み合わず空回りし浮いていたこと。子供の頃にテレビで見た歌のお姉さんに憧れてアイドルを目指そうと思ったこと。周りに負けないよう本気で取り組んできたものの、自信を無くしかけていたこと。それでも諦めきれていないこと。学マスPは莉波には莉波だけの特別な魅力があると断言し、その魅力を引き出すための秘策があると語る。彼がまず莉波に求めたこと、それは───。
はい、まずは───
俺のお姉さんになってください。
お姉さんアイドル
一見するとまるで学マスPが姉フェチの変態のようだが、この方針にはしっかりとした根拠がある。莉波の魅力とは「優しさ、気遣い、思いやり」といったものであり、現に莉波は「寮のお姉さん」として藤田ことねたち後輩から慕われている。そして学マスP自身、幼少期の頃にこの莉波の優しさに救われていたのだ。この魅力を演技ではなく自然体で引き出すことができれば莉波の大きな武器になると捉えた学マスPは、「幼少期の頃のように自分を弟として扱うことで、やがて自然体で優しいお姉さんらしさを引き出せるようになる」と考えたのである。更に莉波が後輩や子供達のような年下にだけではなく、学マスPのような年上の人や目上の人に対してもお姉さんらしく振る舞えるように訓練するという狙いもあった。決して学マスPが姉フェチの変態というわけではない。シラフでこんなこと言っちゃうのはそれはそれでヤバいが。
なお、莉波の友人である有村麻央や十王星南はこの方針を聞いてドン引きしていた。極月学園の白草四音には「暴かれた真実。みんなのお姉さんは偽物のお姉さんだった......!?」という告発暴露動画を投稿されたり「そもそも、年下のお姉さんなど──存在そのものが矛盾しているッ!」というド正論をぶつけられてしまった。
このお姉さんアイドルという設定のため、莉波はユーザーから「偽姉」と呼ばれることがある。また、実際に妹がいる花海咲季を対照的に「真姉」と表現することがある。
関連項目
- 学園アイドルマスター
- プロデューサー(学園アイドルマスター)
- 姫崎莉波
- 花海咲季(真姉)
- 白草四音
- お姉さん
- そもそも、年下のお姉さんなど──存在そのものが矛盾しているッ!
- はみ出したい
- お前がママになるんだよ!
- どけ!!!俺はお兄ちゃんだぞ!!!
- 姉を名乗る不審者
- ロザミア・バダム(年上の妹という対極の存在)
- 姉なるもの
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- 3
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