内回りとは、
- 部屋内・または塀の内側を見回ること。
- 内側と外側がある円弧状のものの、半径が小さい方を回ること。
概要(警察・警備)
部屋内の警備や、塀がある場合はその中を見回る。
ただし、部屋から出た時点で「外」になる認識が強いので基本は「外回り」と呼ばれる
外に掘があり、塀で囲まれている場合の見回りを内回りと呼ぶ場合もある
概要(営業)
自分の勤務している、会社内において、稟議や提案などを通すために部長や係長などに話を通す作業のこと。営業活動を外回りというのに対する対義の俗称として使われる。
概要(鉄道)
環状路線(円を描く路線)で、複線の場合に内側になる方の軌道を回ること。
日本の鉄道は左側通行なので、反時計回りが内回り、時計回りが外回りである。
鉄道の行き先は通常「上り」「下り」で表現するが、環状路線ではそれが不可能なのでこのような表現となっている。
某ハッチポッチなんとかで歌われた、鉄道賛歌の歌詞は「内回り」である。
例:
「外回り」同様、「内回り」という表現を理解するには、列車が左右どちらを通行しているのかという知識が必要なため、現在の行き先表示では、その駅を基準に「○○方面」という表記になっていることが多い。
例えば、JR山手線上野駅であれば、内回りが「池袋・新宿方面」、外回りが「東京・品川方面」となる。
概要(道路)
高速道路には複数の環状線が存在するが、そのうち、ある路線を基準に内を回る場合を「内回り」とする。
関東圏の場合、未完成のものを含めれば、内から順に首都高都心環状線・中央環状線・外環道・圏央道となる。
茨城・千葉方面から静岡・山梨方面へ抜ける場合、最内の都心環状線を通るのが最短ルートだが、混雑を避けるため、首都圏で災害が発生したの理由から外環道や圏央道を回る場合もある。むしろ、それが可能になるように整備されている路線である。
概要(競馬)
阪神競馬場や京都競馬場など、内回りと外回りの両方のコースを持つ競馬場がある。
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関連項目
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