怒首領蜂単語

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怒首領蜂は1997年に稼動開始した弾幕シューティングゲーム。「首領蜂」シリーズの2作目にあたる。
開発元はCAVE、総発売元はアトラス。

※2010．5.26にPS版がゲームアーカイブスで配信開始されました。

ストーリー

（コンシューマー移植版説明書より）
昔、大きな戦いがあった。
その戦いは反乱や侵略戦争などではなく、自分達の軍隊を、
より強くするために行われた演習戦争という極めて異質なものであった。
やがて、７年にもおよんだこの戦いにも終わりが訪れ、 勝ち残る事のできた最強の兵士達を、
人々は『首領蜂』（首領の命令に従うのみの働き蜂）と呼び、 さげすんだ。
・・・そして時がすべての罪と過去を洗い流してしまった頃・・・
星団系外を周回していた我が第七星団艦隊が、突如連絡を絶った。
その直後、機械化惑星人と名乗る未知の軍隊が我々に攻撃を仕掛けてきた。
我が軍もこれを迎撃すべく大艦隊を派遣するが、 ことごとくレーダーから消されていった。
状況は日々悪化していき、誰もが絶望の顔色を隠せなくなった時、一つの作戦が持ち出された。
その仕掛け人は、シュバルリッツ・ロンゲーナ大佐。我々が首領と呼ぶ切れ者司令官だ。
｢私の目に狂いはない。｣
この高慢な一言が首領おきまりの第一声だ。
｢今日集まってもらった君達は、私の作戦にもとづき、
この新型超最強撲滅戦闘機(DO-N82)に乗って、 敵、機械化惑星人を打ち砕いてもらう。｣
首領の命令は絶対だ。
納得いく理由も説明されず、我々はたった二機の戦闘機のみで立ち向かう事になった。
これが働き蜂の運命とするならば、あまりにも無慈悲であった。

概要

一画面に最大245発もの凄まじい弾幕、それを掻い潜れるほどの小さな自機の当たり判定が話題を呼び、大ヒットとなった作品であり、市場に弾幕シューティングというジャンルを確立させた弾幕系の金字塔として知られている。

システムは以下の通り。

• 自機のショットかレーザーの強化を選択できるようになった
• 同じ敵にレーザーを当て続けてもコンボが切れなくなった
• コンボゲージの追加
• 蜂アイテムをステージ中13個全て集めることで次のステージの蜂アイテムの得点が上昇する（100万点まで）
• マキシマムボーナス
  ボム数最大の時にボムアイテムを取得すると発動。以後ボム使用、ミスするまでボーナス点が入る
• 弾消しボーナス
  特定の敵を破壊すると画面中の敵弾が消滅、その際の敵弾の数によってボーナス点が入る
• ノーミスボーナス
  文字通り死なずにステージをクリアするとボーナス点が入る

この作品には高難易度の二周目が存在するが、ある特定条件をクリアしたプレイヤーしか臨むことが出来なかった。
条件は以下の通りである。

・5000万点以上取得
・ミス回数が2回以内
・蜂アイテムパーフェクトを4回以上
・最大HIT数
　・Aタイプ　270HIT以上
　・Bタイプ　300HIT以上
　・Cタイプ　330HIT以上

上記のいずれかの条件を満たす必要がある。

二周目のラストにはこの『怒首領蜂』の真ボスである『火蜂』様と戦うことになる。
多種無数の弾をばら撒き、ワインダーで動きを封じ、クラスター弾で精神的に追い詰める。正にラスボスといった鬼畜暴君っぷりを披露した。
そして、発狂の美味死そうな美死いふぐ刺し弾幕はあまりにも有名である。
ふぐ刺しにおいては、敵弾の表示限界数を超えていたため、途切れて表示されるためか、見かけほど大変ではない模様。
まさに弾幕のカリスマな存在であった。火蜂が小型なのはその分スプライトを弾幕につぎ込むためだったという逸話が残っている。そして真ボスが小型だが凶悪というスタイルは後の作品にも受け継がれていく。

この『怒首領蜂』にはスペシャルバージョンも存在している。
そのスペシャルバージョンは、セガサターン版ハイスコアアタックキャンペーンの優勝者のためだけに １枚だけ生産されたものであり、かなり希少な代物である。
そのタイトルが青色になっていたため通称「青蜂」と呼ばれている。

◎ボス名称◎ （名称は怒首領蜂大復活での名称）

 ラスボス攻略法について質問があったので開発陣が答えた。
Q、大佐蜂が落ちてくれません。どうしたらいいですか？（男性32歳）
A、攻撃を与えつつ、気合で避けてください。

関連動画

関連項目

• CAVE
• 怒首領蜂大往生
• 怒首領蜂大復活 
• 怒首領蜂Ⅱ
• ふぐ刺し

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