呪術とは、まじないや魔法のことである。
概要
「呪」という字が入っているため「人を呪うもの」として誤解されることがあるが、目的・結果の善悪に関わらず「呪術」という言葉を使うことができる。他に「呪」の字が入っており、善悪と関わらず使われる言葉の例として「呪文」が挙げられる。
宗教学・人類学での「呪術」は、「魔術」や「魔法」、「おまじない」にあたるものを指す。「お守り」や「雨乞い」なども呪術の1つといえる。
ちなみに、これらの学問で「悪い目的で使ったとされる呪術」のことは「妖術」や「邪術」と呼ばれる。ただし、「魔女狩り」などの例もあるため、妖術使いとされているものが必ずしも悪となるわけではない。
2010年代末ごろからは漫画『呪術廻戦』の略語としても使われている。この作品では人々の負の感情から生まれるものを「呪い」としているが、登場する「呪術師」は人を呪う役割ではなく、呪霊と戦って祓う立場にある。逆に、呪術で殺人を行うなど呪術師にとってふさわしくない行動をとる者は「呪詛師」と呼ばれている。
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関連項目
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