スーパーロボット大戦とは、バンプレスト(現:バンダイナムコゲームス)より発売されている、ロボットアニメのキャラクターやロボットが登場するシミュレーション・ロールプレイング・ゲーム(SRPG)シリーズである。
略称はスパロボだが過去にロボ大と略されたこともある。
シリーズ第1作については「スーパーロボット大戦(第1作)」、
シリーズ各作品については「スーパーロボット大戦シリーズの一覧」、
個別の登場作品については「スーパーロボット大戦シリーズ登場作品の一覧」、
オリジナルキャラクターや機体、その他の関連記事は『スーパーロボット大戦の関連記事一覧』を参照。
なお、右側メニューからWikipediaの項目を閲覧しようとするとシリーズ全体ではなく、同名のシリーズ第1作目のページへ飛ばされてしまうため、こちらにリンクを設置しました。→こちらからどうぞ。
概要
「異なるロボット作品が共演する」という燃えるプロットが人気を博し、第1作の発売から30年経った2021年現在でもあらゆるプラットフォームで発売されている長寿シリーズ。元を辿るとコンパチヒーローシリーズに関連する作品として始まっている。
タイトル数は50本を超え、シリーズ累計出荷本数は2020年までに全世界で1910万本にも及んでいる。
プレイヤーは各作品の主人公や味方ロボットの混成部隊を結成し、立ちはだかるそれぞれの作品の敵を協力して打ち破り地球に平和を取り戻す、というのが本シリーズの作品に共通するおおまかなストーリーである。
各作品がクロスオーバーするストーリー展開や、原作では最後まで敵対するキャラクターが説得で味方になったり、不遇・悲劇的な最期を遂げるキャラクターが救われる等の二次創作の醍醐味であるストーリー改変(→スパロボ補正)、昨今では美麗かつ迫力のある2D(一部作品では3D)戦闘アニメーションやフルボイスの戦闘シーン等が人気で、子供から大人まで広い層に人気を獲得している。最近は乳揺れやおみ足カットインも多かったりして非常にうれしい目のやり場に困る。
ユーザーの中には登場する作品の殆どを見たことが無い原作未見の若年層ユーザーなども多数存在し、元々の知名度が低い作品が参戦する事も多く、「スーパーロボット大戦に参戦する」という事自体が、原作作品に再び注目が集まる機会になり、作品が再評価されたり映像作品や玩具などが再販されることもある。これに関してはプロデューサーである寺田氏が「ゲームで登場することで得た人気を還元することがスパロボの役目の一つ」と発言している。
キャラクター・ロボット目的のライトユーザーを視野に入れている為か、特に近年はSRPGとしては難易度の低い作品が多い。これは、SLGとしての戦略的な楽しみより、お気に入りのユニットを強化して楽しく遊ぶのがゲームの目的であるからだと思われる。そのためジャンルとしてははシミュレーションに分類されるが、ドラマ性を重視しているためシミュラマ(シミュレーション+ドラマ)シリーズと謳っている。
ただし、二周目以降のプレイで難易度が著しく上昇する「ハードモード」を選べる作品や(第3次α、Zなど)、基本的な難易度が高い作品(A PORTABLE、Impactなど)もある。
参戦するロボットアニメの登場人物とは別に、「スーパーロボット大戦」という作品自体の主人公としてオリジナルのキャラクターやロボット(バンプレストオリジナル)も登場する。彼らは(彼らのバックグラウンドも含めて)主に参戦した作品同士の世界観の緩衝剤やつじつま合わせなどに使われる。
バンプレストオリジナルのみを集め、再構成した作品として『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION(OG)』シリーズも展開されている。
楽曲
最近はJAM Projectが主題歌を歌う。ただし必ずしもJAM Projectというわけではなく、スーパーロボット大戦NEOでは違うアーティストが起用されていた。
ほかにも、キャラクターソングや歌詞のついているBGMなどがある。
ニコニコ大百科上にある楽曲の記事については、「スーパーロボット大戦の関連記事一覧」の楽曲の項を参照のこと。
ニコニコ動画での扱い
主に戦闘シーンをまとめたものやプレイ動画が人気を集めている。また、発売前は参戦機体のオープニングデモ・PVの動画、発売直後は初参戦作品の戦闘動画がアップされたりすることが多い。
制約プレイなどの動画もあり、そちらも固定客を集め盛況である。
MADでは参戦を希望する作品のOPや戦闘シーン集を繋げたりするのが一般。
また未参戦のロボットを自らSDにアレンジしてスパロボ風の映像を作るものがあげられる。
これらで取り上げられた作品が本当にスパロボに参戦した場合、”祝・スパロボ参戦”といったタグやコメントが付くのがお決まり。
最近ではニコニコで人気のキャラや他アニメなどからパイロットを入れ替えたMADも登場している。
ロボット登場作品動画を試聴する際の注意点
ロボットが登場する作品であれば、大概「スパロボに参戦したら~」「スパロボ参戦希望!」と言うようなコメントが多く書き込まれるのも常である。
しかし全ての視聴者がスパロボに対して良い感情を抱いているわけではないので、注意が必要である。
また、参戦してほしくないからといって「○○イラネ」と言ってしまうのも、同様に迷惑な行為であるので注意。(→「イラネ厨」)
とりあえず希望したい人は「スーパーロボット大戦シリーズ未参戦作品の一覧」の掲示板にでも書いてみたらいいんじゃないかな。
関連動画
スパロボ風
仮想参戦
プレイ動画
ネオグランゾンへの道も参照。
関連生放送
関連項目
- スーパーロボット大戦シリーズの一覧
- スーパーロボット大戦シリーズ登場作品の一覧
- スーパーロボット大戦シリーズ未参戦作品の一覧
- スーパーロボット大戦OGシリーズの登場機動兵器一覧
- スーパーロボット大戦の関連記事一覧
- 精神コマンド
- コンパチヒーローシリーズ(関連作品)
- 魔装機神(関連作品)
- ヒーロー戦記(関連作品)
- スーパーヒーロー作戦(関連作品)
- 無限のフロンティア(関連作品)
- スクランブルギャザー(公式トレーディングカードゲーム)
- うますぎWAVE(公式のラジオ番組)
- JAM Project(主題歌を担当するアーティスト)
- 寺田貴信
- 森住惣一郎
- 河野さち子
- 緑川光
- 杉田智和
- 稲田徹
- 渡辺明乃
- 置鮎龍太郎
- 相沢舞
- 斉藤梨絵
- 田中敦子
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