善意を否定してしまったら、この世は闇だよとはアニメの名シーンである。
概要
機動戦士ガンダムUCのEP4【重力の井戸の底で】でのエピソードの1つ。
本作のヒロインであるオードリー・バーン(ミネバ・ラオ・ザビ)はマーセナス邸から脱走した後、食事をするために一軒のダイナー(大衆食堂)に立ち寄る。
そこでオードリーの食いっぷりを見た老主人はおごりとしてコーヒーをサービスしてくれるのだが、それがきっかけで会話に繋がる事となった。
老主人は祖父や祖母から聞かされた昔の地球の惨状、地球環境を守るために連邦政府ができて宇宙移民が行われた事について話した後、「連邦も移民も全て人類を救いたいという善意から始まっている」と人の善意について話した。
それに対してオードリーから「でもそれは、ともすればエゴと言うべきものになります」と返答される。
老主人はこう答えた。
「そうかも知れんがね……。それを否定してしまったら、この世は闇だよ」
このエピソードはオードリーに自分のやれる事を決意させるなど、彼女の後の行動に強い影響を与える事になった。
余談
なおこの老主人の中の人は機動戦士ガンダムでガルマ・ザビを演じた森功至。
オードリーにとってガルマは自分の父であるドズル・ザビの弟であり、叔父に当たる人物でもある。
また老主人はシャア・アズナブルに関しても会話の中で言及しており、他人のためと言いながら隕石落としをしたことに対して「本当は人間を好きになった事が無い男だったんじゃないかな」と結構辛辣であった。
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関連項目
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