善意(ぜんい)とは、
- 「誰か」に対して、その人が喜ぶような(orその人の利益になるような)行動やスタンスをとろうという思いのこと。
「誰か」が、一人の人間ではなく複数だったり、「○○な人たち」「同郷の人達」といった集団であったりもする。
ときには、その「誰か」が曖昧(不特定)であっても、一般的に良いことだから何かをしたい、と思うような場合もある。 - 法律用語で、「ある事実を知らない状態」のことを意味する。「善意」とは言うものの、そこに善悪の価値判断は入り込まない。
例えば、当事者間の事情や行為の存在を知らない第三者のことを「善意の第三者」と呼ぶ。
なお対義語は1.2.の両方とも「悪意」であり、「善意」と同様にそれぞれの意味が異なる。
概要
ここでは、日常会話における「善意」について記す。
善意は、ただ単に利他的・犠牲的な強い感情(≒愛)を動機とする場合もあるが、ふつうは、
といった要素が相俟っている感情である(上記のような要素を「下心」だと言って軽く見るのはあまりに浅はかであろう)。
また、少し特殊な場合では、
- 引け目や背徳感の裏返しから来る善意
というのもある。いずれにしても、こういった善意を抱くこと自体は人間として自然なことだし、幸福を得るための要素としても不可欠な感情である。
ただ、善意からくる行動であってもある程度物事を総合的に判断して行動しないと、思慮の浅さによっては、よい結果を生まないこともある。
善意からの行動がうまく相手に届かなかったり、効果的でないと見られたり、相手にとってはありがた迷惑になってしまったり、副次的に誰かに迷惑をかけてしまったり、恩着せがましく感じさせてしまう行動を伴った場合には、もともと悪気がなかったとしても「独善的」「偽善的」だと言われてしまいかねない。
また、これは致し方ないが、ある人に対して(orある物事に対して)は善意で動いていても、別の場所では真逆のような行動・態度をとっていると、「偽善」と言われてしまったりする。
そういう指摘をされた場合は、素直に「すまん、俺の考えが足らんかったな」と言って謙虚に受け止めよう。
特にネットだと表情が見えず言葉だけが独り歩きするので、往々にして善意がストレートに伝わらないことも多い。自らに善意の動機があることを自認するなら、周りになかなか認めてもらえない状況に陥ってもある程度寛容な心を持ち続ける必要がある。
善意を受け取る側や第三者も、猜疑心から汚い言葉をかけるのはよいことではない。それぞれ感謝の気持ちを大切にしながらインターネットライフを送りましょう。
関連項目
- ニコニコ大百科:楽しく過ごすために
- ほんわかレス推奨です!
- ゆっくりしていってね!!!
- 支援
- プレゼント
- アドバイス
- ボランティア
- 未だ見ぬ誰かの笑顔のために
- どうぞどうぞ
- ありがとう
- うp主ありがとう
- いつもありがとう
- またお前か・・・愛してる
- 善意のマイリス率
- みくみくにしてあげる♪
- やめたげてよお!
- 地獄への道は善意で舗装されている
- 善意のある編集
- 善意の悪魔
- 善きサマリア人の法
- 悪意
- 3
- 0pt