域とは、範囲、段階という意味の言葉である。例:まだ、その域に達していない。
漢字として
- 意味
- 区切り、区切られた中の土地、範囲、程度、土地の境界、国、限る、という意味がある。
- 〔説文解字〕には或の異体字として載っている。
- 字形
- 形声で声符は或。或はもともと国という意味で国と域の初文。
- 音訓
- 音読みは、ヨク(漢音)、イキ(呉音)、訓読みは、さかい、くぎる、かぎる。名のりに、くに、などがある。
- 規格・区分
- 常用用漢字であり、小学校6年で習う教育漢字である。 JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 域外・域中・域内
異体字
- 㽣は、〔玉篇〕にある古文。
- 䧕は、〔玉篇〕にある古文。
- 𢨊は、〔集韻〕にある古文。
- 𡌳は、〔佩觿集〕にある異体字。
- 㚜は、〔漢語大辞典・異体字表〕にある異体字。〔集韻〕には大いに力があるさまという意味も載っている。
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