夕張駅とは、嘗て北海道夕張市末広にあったJR石勝線(夕張支線)の駅である。駅番号Y25。
概要
1892年11月1日開業。開業当初は当時盛んに行われていた石炭の運び出しの便を図るために、市の奥地にある現在の石炭の歴史村付近に設置されていた。
その後、炭鉱が相次いで閉山すると、夕張市は観光を主要とする産業に転換。奥地にあると言う不便な位置にあることから、1985年に市役所裏に移転した。
しかし、この2代目の夕張駅は駅舎が貨車を繋いだだけと言う市の玄関口としては貧弱なものであった。
2代目駅開業後にリゾート開発のために、鹿ノ谷駅寄りに新駅を設置する構想が浮上。しかし、勾配の問題や2代目夕張駅に近すぎたことから、この新駅予定地に移転することになった。1990年、ホテルマウントレースイ前に移転。
移転した後、しばらくはキオスクの店員が切符を売っていたのだが、1998年に無人化。その後、2006年には夕張市が財政破綻したためにトイレが使えなくなってしまった(2007年に復活)。
2009年7月、駅舎にイタリアンカフェが併設。また、ホテルマウントレースイのフロントで乗車券を販売していた。
隣の駅
関連動画
関連項目
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