夢だけど夢じゃなかったとは、スタジオジブリのアニメ映画「となりのトトロ」に登場する台詞である。
概要
草壁サツキと草壁メイは、バス停で大トトロに傘を譲ったお礼として、葉っぱでできた包を貰う。家で包を開けると、中には大量のどんぐり(或いはいろいろな木の実)が入っていた。
メイは早速庭に小さな畑を作り、どんぐりを植え毎日観察を行った。しかし一向に芽が出る気配はない。
そんな日のある夜、サツキとメイが就寝中目を覚ますと、庭の畑にトトロが3匹やってきているのを発見する。畑の周りを回りながら何やら儀式を行っており、二人もそこに飛び入り参加する事に。
そして儀式の最中、大トトロが天突き運動のような動作で気合を入れると、畑から木の芽が顔を出した。それを見た二人も同じように動作を繰り返すと、芽は次々と出て、それどころか物凄いスピードで成長し、家を包み隠す程の大木になった。
二人が喜んでいると、大トトロはコマのようなものを取り出しその上に乗り、他のトトロやサツキトメイを体に乗せて木の上まで空高く飛びあがった。二人はトトロ達と空中散歩を楽しんだ後、木の上でオカリナを吹いて遊んだ。
その後、気が付くと二人は布団の上にいた。庭を見ると大木は影も形もなく、体験した事が夢だったと察する二人。しかし畑からはどんぐりの芽が出ており、それを見た二人は思わず喜んで飛び上がりながら
と、父親が見守る中何度も叫んだ。
「となりのトトロ」の名シーンの一つであり、同作を視聴した人が転じて
等の状況で使用する事がある。
前者は喜びを爆発させる台詞としてはよくあるシチュエーションであることから汎用性が高い。
後者は恐怖を感じる場面で使われる事もあり、「トトロ」のものとはニュアンスが異なるが、こちらも汎用性が高い。
関連動画
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関連項目
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