アニメ映画とは、映画館での上映用に制作されるアニメである。「劇場版アニメ」「劇場用アニメ」とも呼ばれる。
概要
- 長編映画の上映時間は一般的に70~120分程度。3,40分程度の短編、180分ほどの長々編、分割もあり。
- タイトルに「映画」「劇場版」「ムービー」などか付くことがある。特にテレビアニメ化されている作品に多い。
- 複数の作品をセットで上映することがある。ただし、近年は減少傾向にある。
- 他のアニメに比べて制作費が多い。制作期間がテレビシリーズ、OVA等より基本長く取られている(例外もあり)。
- 既存作品では完全新作もあれば、総集編+abcなメインテーマ完全版であることもある。
- 声優に芸能人を起用することが多い(キャスティングにより目的は様々)。
- 劇場放送であるため音響がすごい。企画によっては立体視に対応した3D、風や振動など体感演出を加えた4Dに発展する。
- 劇場公開ゆえに、大規模なものから小規模なものと視聴が可能な地域が変動する。後々公開地域が増えることもある。
- 基本視聴が無料なテレビ放送が前提のものと違い、映画館への入場による収入(興行収入)が最初に発生する(OADなど購入付録ものと同じ。OVAは先行事情による)。制作資金の回収が最も影響しやすい部類と言える。
- 前売り券の種類がやたらと多い。深夜アニメの映画でよく見られる商法。券自体にそれほど違いはないが特典の種類が多く、劇場での販売はもちろんコンビニやアニメショップなど店舗によって特典が違い、その上第1弾から第3弾まであったりする。
- 来場者特典がやたと多い。同じく深夜アニメの映画でよく見られる商法。 ポストカード、ミニ漫画、生フィルムetc・・・劇場に入る際貰える来場者特典にも複数の種類があることがあり、1~2週間で特典内容が切り替わる。絵柄だけが変わることもある。(リピーター商法の項目も参照)
作品一覧
「アニメ映画の一覧」「アニメ作品一覧(時期別)」を参照。
関連動画
関連項目
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