宮原総合運転所とは、車両基地である。
概要
JR西日本近畿統括本部(大阪支社)が管理する総合運転所で、宮原操車場や宮原電車区という名称が今も使用される事がある。
東海道・山陽新幹線新大阪駅付近に位置しており、新幹線からも宮原総合運転所を見ることが可能となっている。なお、一般開放日以外は立ち入る事は出来ない。
京都の向日町(=京都総合運転所)が北陸特急の基地であったように、宮原にはブルートレイン用の客車が配置されている他、ジョイフルトレイン用車両も配置されている。
また、昔には客車列車方転の為に一旦宮原に回送した上で大阪駅に車両を送っていた事もある。これは宮原の前後がデルタ線となっているためで、北陸新幹線開業に伴うサンダーバードの方向転換も宮原を経由して行われた。
現在宮原に気動車と貨車の在籍はない他、今となっては珍しい孔雀オヤ31形も在籍していた(2022年にえちごトキめき鉄道へ譲渡)。また、京都と同じく総合運転所である為工場機能は有していない。
前述の通り客車列車やブルートレインの基地でもあったため、架線のない留置線がある。この場所に疎開留置される電車も時折みられる。
2012年6月の組織改正に伴い網干総合車両所宮原支所へ変更されている。合わせてこれまで京都総合運転所の派出所であった野洲・米原が宮原の派出所となっている。
所属車両
「網干総合車両所」を参照の事
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