心愛れもんとは、『ワッチャプリマジ!』の登場キャラクターである。誕生日は11月28日。
CV:鈴木杏奈
概要
ワッチャプリマジ!の1年目から登場するプリマジスタの一人。さながら00年代前半くらいまでのオタク像をストレートに反映した陰の者であり、内輪では口調も「拙者~でござる」等と古風なオタクのしゃべり方をする。
なお、あまりにも人見知り過ぎて、緊張が高まるとエクトプラズムが発せられて死にかけてしまう。このエクトプラズムはマナマナのみに見えるため、チュッピとしか関わりがなかったかつてはどうやって処理していたのか、真面目に不明である。
なお、本来の姿は虹ノ咲だいあと同様に、メカクレ属性なので何かと比較されるが、虹ノ咲だいあが表に立つ勇気がなかっただけで優しい性格のおとなしい人物だったのに対し、心愛れもんは人見知りながらも割とストレートに言う人物である。
本来はプリマジは見る専門であり、「漆黒の明星」という名前でプリマジスタなどを的確に批評した、いわゆるアルファ的なコテハンとしてプリマジスタどころか一般のファンにも知られる存在であった。こうして、人見知りではあるものの、気の合う仲間たち、ぬるぽん(CV:田中ちえ美)、たわし@自由人(CV:矢野妃菜喜)、嘆きのクリムゾン(CV:前田佳織里)とプリマジオタク生活をエンジョイしていたのではあるが、彼女たちから勧められた結果、プリマジデビューを決意し、今に至る。
とはいえ、実は陽比野まつりがデビューしたころにもまだステージに上がる踏ん切りがつかず、初登場時にも厳密に言えばプリマジスタではない。かくして、陽比野まつりからは、お互いに助け合う同期として、見初められている。
一宿一飯の恩義でござる!
陽比野まつりに同期と認められたことでいとも簡単に距離を縮め、普段付き合いの一員となった心愛れもん。しかし、その一方でプリマジにはデビューしないままであったのだ。
ところが、昨年度の敗北から向上心が過剰に満ち満ちていた弥生ひなに当てられ、プリマジへの緊張が尋常ではなくなってしまったまつり。彼女を元気づけようとしたれもんであったが、誘ったプリマジの大会には既にきゃろんが自分をエントリーさせてしまっていたのである。
かくして、逆に緊張から閉じこもってしまい、陽比野まつりから無理をしないでいいと逆に励まされる心愛れもん。一人取り残されたれもんに対し、きゃろんは荒療治を詫び、れもんに出なくていいと言いつつも、デビューできない彼女に対し、後ろ髪を引かれる様子であった。
かくして、かつて弥生ひなに彼女がデビューする予定だったプリマジの舞台を譲らされたあたりから、グツグツと煮えたぎっていた思いが、心愛れもんを突き動かした。プリズムストーンにたどり着いたれもんは、緊張で倒れそうな勢いでありつつも、タントチャンから鋏をとり、「肝心な自分のことが全然見えてない…見えてないでござる」と前髪を切り取る。
視界が開け、新たな自分を手に入れた心愛れもんは、ついに舞台へと駆け上がった。他人のために幕を開けた彼女の新世界は、まだこれから開かれていくのである。
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関連項目
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