手羽先とは、鶏肉の部位の一つである。
概要
手羽は鶏の前肢(翼)の部分で、その先端部分のことを手羽先という。肉は少なく、ゼラチン質と脂肪を多く含んでいる。
甘辛いたれで味付けし、パリパリに揚げた手羽先の唐揚げは名古屋名物として有名で、現在では名古屋に限らず全国の居酒屋などで定番メニューとなっている。
また、手羽先の骨を抜き、具をつめて焼いたり揚げたりした「手羽先餃子」も、手羽先を使ったメニューとしてはよく知られたものであろう。
唐揚げなどにされた手羽先は正確にいえば手羽先と手羽中をくっつけたもので、主に食べられる肉の部分は手羽中である。手羽先の唐揚げを食べるときは、まず手羽先部分をへし折って手羽中だけにし、手羽先がくっついていた方の先端を持って一気にかぶりつくとよいとされている。もちろんへし折った手羽先にも、皮や軟骨など食べられるところはあるので、そこはそこで味わうことができる。
『世界の山ちゃん』が手羽先の唐揚げを名古屋名物と言わしめるまでに広げたことから、同チェーンを展開する株式会社エスワイフードが同チェーンの創業日である6月14日を『手羽先記念日』に制定している。
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