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もしかして →サーバー? |
鯖(サバ)とは、スズキ目サバ科のうちのサバ属、グルクマ属、ニジョウサバ属に分類される魚の総称である。
概要
鯖は海に住む海水魚であり、比較的古くから食用として捕獲されている魚である。
ちなみにサバ科にはマグロやカツオ(磯野じゃない)も入る。比較的世界各地の海に分布している。日本の食卓にはサンマやアジと並ぶぐらい馴染みが深い。
「鯖の生き腐れ」(生きたままでも腐っていく)と例えられるほどに鮮度が落ちるのが早い魚であり、少しでも傷んだものを食べると蕁麻疹や重い食中毒を起こしやすい。また新鮮なものでもアニサキスなどの寄生虫のリスクが高いため、刺身などの生食にはあまり向かない。寄生虫のいない漁場で鮮度管理を徹底した「生で食べられること」をウリにした「関サバ」などのブランド鯖も存在する。
2018年には「今年の一皿」に「鯖」が選ばれた。[1]理由としては従来の鯖缶のイメージを覆すパッケージデザインの「おしゃれ鯖缶」や原料にこだわった「プレミアム鯖缶」が注目を集めたこと、日本各地でブランド鯖を使った町おこしが盛んになったことが挙げられている。また同年には鯖缶の生産数がツナ缶の生産数を抜いた。
鯖の調理法の種類
生:前述の通り、リスク管理を徹底した上でなら生で食べられる。滅多に食べられないがとてもうまい。
- 焼く:オーソドックス。普通にうまい。醤油をかけるとなおよし。塩でも可。
- 煮る:味噌煮にしたり。なかなかうまい。みりんや料理酒を入れても良い。
- 〆る:酢に短時間漬け込んだ、いわゆるしめ鯖。大阪の押し寿司などに使われるのもこれ。保存もできる。ご飯でうまい。
- 干す:保存もできる。お酒でうまい。
- 節:鰹節みたいな感じで。引き立ててうまい。
- パイ:ニシンパイができるんなら鯖パイもできるんじゃね?多分うまい。
- 漬ける:漬物みたいな感じで。クセは強いがうまい。米飯と一緒に漬けて乳酸発酵させれば「なれずし」、ぬか漬けにすれば「へしこ」や「こんか漬け」と呼ばれる。
鯖を読む
年齢をごまかすことを「鯖を読む」と言われているが、この語源は諸説ある。
江戸時代から使われており、当時の人が傷みやすい鯖を売るときに数を誤魔化し販売していたからとする説もある。
その他の用法
- Ça va? (サ・ヴァ?) フランス人の懇意な知人との挨拶
によく使われる。 - サーバの意味で使ったり。「サーバーダウン」を「鯖落ち」というのはこれである。
- パチスロ「獣王」のボーナス「サバンナチャンス」の意味でも使ったり。「サバチャン」→「鯖チャン」→「鯖」。
- うみねこのなく頃にの真犯人。犯人は鯖でできている。07th Expansionのサイトで行われた投票でも一番怪しまれてたしね。→熊沢チヨ
- シャンバイザーやシャイニングブレードの代わりにはならない。(→サバじゃねぇ!)
- 高津カリノの漫画『サーバント×サービス』の公式略称が鯖。
- 召使を意味する「サーヴァント」の略称。ゲーム『Fate/stay night』関連作品のファンの間で用いられる。→サーヴァント(聖杯戦争)
関連動画
関連静画
関連項目
- 焼き魚
- サバじゃねぇ!
- (焼き鯖ではなく)焼きそばだよ!!!
- 焼き鯖
- 浜焼き鯖
- 鯖寿司
- いきなりサバ太郎!
- 鯖缶
- 食材の一覧
- 動物の一覧
- 鯖江・・・福井県にある地名及び市名。「鯖」と付くが、魚の鯖とは全く関係ない。
脚注
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- 鯵
- オニダルマオコゼ
- カツオ
- カレイ
- カンパチ
- コイ
- 古代魚
- コブダイ
- サメ
- 秋刀魚
- 深海魚
- 人面魚
- チョウザメ
- ナポレオンフィッシュ
- 鯰
- 熱帯魚
- 肺魚
- ハタハタ
- ヒョウモンシャチブリ
- ヒラメ
- フムフムヌクヌクアプアア
- 鮪
- ライギョ
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