指定校推薦とは、私立大学や専門学校などで行われている推薦入試のことである。
概要
ある一定の条件(評定平均値や出席日数など)を達成した者が受験をする資格を得ることができる。
そこから学校内で推薦する学生の審議などが行われ、最終的に推薦を受ける学生が決定するのである。
決定した後は実際に学校に行き、面接や口頭試問などを受け、最終的な合否が決定する。
しかし、学校内での推薦の段階で通った学生は、よほどのことがない限りは合格となるのが一般的である。
指定校推薦は名前の通り、大学や専門学校が対象となる高等学校を指定するので、入学後に退学をしたり、留年をした場合、その学校の推薦枠を取り下げることがある。
そのために、後輩の迷惑にならないように、指定校で入学した場合は、無事に卒業しなければならないという義務が生じてしまう。
また指定校推薦は一般入試を通らないで合格するため、学力がその学校にふさわしくない者が集まると批判されることがある。
商業や工業といった実業系の学校では、普通科などに比べ受験に使用する科目の勉強量が少ないことから積極的に指定校推薦を使ってくることがある。
関連項目
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