接とは、以下のことを表す。
- 接 - 数学で曲線、曲面に接することを表して接頭辞的に使われる(接線、接平面)。英:tangent。
- 鍾離接(? - ?) - 鍾離眜の子。鍾離から鍾に改姓した
- 李接(? - ?) - 南宋の人。反乱を起こし李王と称した
漢字として
- 意味
- 人と会う、くっつく、触れる、近い、近づく、続ける、受ける、という意味の漢字である。また、疌・捷と通用して速い、臿・鍤と通用して挿す、という意味がある。
- 〔説文解字・巻十二〕には「交はるなり」とある。また〔集韻〕に、ショウと読んで翣と同じ、キョウと読んで挾と同じ、とある。
- 字形
- 形声で声符は妾。妾は女の罪人・奴隷の意味である。白川静は、とくに神に捧げられた女のことであるとし、妾に会うという意味があるとする。
- 音訓
- 音読みはセツ(慣用音)、ショウ(漢音、呉音)、訓読みは、つぐ、まじわる、むかえる。名のりに、つら・もち、がある。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校5年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 接客・接近・接見・接骨・接辞・接線・接戦・接続・接待・接中辞・接点・接頭辞・接尾辞・接吻・接要
異体字
関連項目
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