整とは、人名である。
人名
- 伊藤整(せい 1905年 - 1969年) - 日本の評論家、詩人
- 松本整(ひとし 1959年 - ) - 日本の元競輪選手
- 曹整(? - 218年) - 後漢末から三国時代の魏の皇族。曹操の子
- 杜整(? - ?) - 西魏から隋かけての武将
漢字として
整
- Unicode
- U+6574
- JIS X 0213
- 1-32-16
- 部首
- 攵部
- 画数
- 16画
- 意味
- ととのう、ととのえる、きちんとした、完全に、順番に並べる、順序良く並べる、準備する、という意味がある。〔説文解字〕の本字は𢿫で〔説文・巻三〕に「齊(ととの)ふるなり」とある。
- 字形
- 束+攴+正の会意で、薪の束を叩いて揃えるという字。正は声符でもある。敕(=束+攴)も、薪の束を叩いて揃えるような意味なので、敕+正の形声と考える説もある。ちなみに敕は、現在勅の形で使われる。
- 音訓
- 音読みはセイ(漢音)、ショウ(呉音)、訓読みは、ととのえる、ととのう、そろう。名のりに、おさむ・なり・のぶ・ひとし・まさ・よし、がある。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校3年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。
- 1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 声符
- 整を声符とする漢字に𡓟などがある。
- 語彙
- 整冠・整粛・整飾・整数・整然・整治・整頓・整備・整弁・整理・整立・整流・整列
異体字
- 𢿫は、〔説文〕の本字。
- 𣦔は、〔字彙補〕に整と同じとある異体字。
- 𠢦は、〔漢語大辞典・異体字表〕にある異体字。〔小爾雅〕にはこの字が載っていて「願なり」とある。
- 𠢫は、〔漢語大辞典・異体字表〕にある異体字。
- 𢝗は、〔漢語大辞典・異体字表〕にある異体字。〔搜眞玉鏡〕に「音、整。整齊なり」とある。
- 愸は、〔康煕字典〕にある俗字。
関連項目
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