概要
雪が列車名に入っている事から、雪に関係する地方を経由していた列車である。新雪は都内と新潟県の越後湯沢駅周辺を結んでいた、冬の臨時観光特急である。新潟県側の発着駅は石打駅が多かったが、小千谷駅や長岡駅発着だった事もある。設定時は同時期に設定されていた観光特急そよかぜ・くろいそと同じく、沿線にある大きな駅(大宮駅・宇都宮駅・高崎駅など)を通過して目的地までノンストップであった。
スキーブームの頃の最盛期には当時の定期特急でもほどんど類を見ない6往復運転が運転されていた。車両は臨時特急そよかぜに対する定期特急あさまの関係と同じく、上越線を経由していた定期特急ときと同じ車両が使われてていた。
しかしスキーブームの終焉や上越新幹線が開業した事により、新雪は国鉄民営化を待たずに臨時列車らしくひっそりと廃止されてしまった。後に上野~水上間の特急谷川・水上が越後湯沢駅まで臨時運転される事があったが、2010年からは水上も臨時化されている。
列車名の由来
列車名の変遷
1969年1月 東京~石打間に臨時特急新雪が1往復が設定される。
停車駅は東京 - 上野 - 越後中里 - 越後湯沢 - 石打
1987年3月 15日の運転を最後に新雪は運転されなくなる。
関連動画
特急新雪の動画はニコニコ動画内に無いようなので越後湯沢のゲレンデの様子を御覧下さい
関連項目
- 鉄道列車名一覧
- 東北本線・高崎線・上越線
- 181系直流電車・485系・183系
- 日本国有鉄道
- とき(列車) - 上越線の定期在来線特急
- そよかぜ(列車) - 軽井沢への観光特急
- くろいそ(列車) - 那須高原への観光特急
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