服部半蔵とは、SNKの格闘ゲーム『サムライスピリッツ』シリーズの登場キャラクターである。
概要
流派 | 伊賀流 |
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武器銘 | 忍者刀・無銘 |
出身地 | 出羽山中※ |
生年 | 宝暦四年 (1754年)※ |
身長 | 五尺九寸 (179cm)※ |
体重 | 十六貫目 (60kg) |
血液型 | A型※ |
好きなもの | 団子※ |
嫌いなもの | 反徳川陣営 |
趣向 | 茶道 |
特技 | 忍術 |
宝物 | 家族 |
伊賀忍軍の頭領であり、徳川幕府に忠誠を誓う忍。公儀隠密の柳生十兵衛とは親交があり、幕府を支えるために協力し合っている。
与えられた任務を忠実に遂行する冷徹な忍であると同時に、家族のために戦う父親でもある。初代作品では次男の真蔵が心の弱さ(父への劣等感)に付け込まれて天草四郎時貞の怨霊に体を乗っ取られてしまい、息子を取り戻すために戦いに赴く。天草の討伐後も魂は魔界に囚われていたが、『真』のエンディングで母(半蔵の妻)の楓が命と引き換えに蘇生させた。
『剣客異聞録 甦りし蒼紅の刃』に登場する半蔵は名前を受け継いだ真蔵である。このため「服部半蔵」はシリーズ全作に登場しているが、本人の皆勤はここで途絶えている。父に匹敵する技量を得たため、恩人である覇王丸を除いては誰も代替わりに気づいていないが、お陰で父に恨みを抱く朧に殺意をぶつけられてしまう。
創作物に登場する忍者の中でも正統派な姿をしており、忍ばない忍者が跋扈する格闘ゲーム界では稀に見る硬派な忍者である。サムスピは空対空の攻防が重要なゲームということもあり、空中ですれ違いざまに斬り合う忍者活劇の気分が味わえる。
史実においては作中の年代に服部半蔵を名乗った人物はおらず、同作の十兵衛共々架空の人物である。
担当声優
性能
斬り攻撃のリーチが短く牽制の差し合いでは不利だが、三角跳びを持つなど機動力があり、複数の飛び道具や姿を消して移動する技、コマンドが簡単な必殺投げの「モズ落とし」を持つ。武器で斬り合うゲームの中にあって、搦め手と組討を主力とするトリッキーなキャラクターである。
隙の少ない飛び道具の「爆炎龍」を追いかけて、相手が跳べば空対空、動かなければ「モズ落とし」を狙っていくのが基本戦法。対人戦ではまずモズを警戒されるため、対空に使える立ち蹴りなどでガードを意識させるのが重要になる。
相手の攻撃を食らってから入力できる回避技「身代わりの術」も状況次第で有効だが、『零』以降は咄嗟に出しづらい面倒なコマンドになってしまった。
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関連項目
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