棒とは、木や金属などでできた細長いもののことである。叩いたり、支えにしたり、武器に使ったりする。
漢字として
棒
- Unicode
- U+68D2
- JIS X 0213
- 1-43-32
- 部首
- 木部
- 画数
- 12画
- 意味
- 木の杖、棒状のもの、打つ、棒で叩く、という意味がある。
- 〔説文解字・巻六〕の本字は棓で、〔説文・巻六〕に「梲(むち)なり」とあって大きな杖のこととある。
- 字形
- 棒は形声で声符は奉。
- 音訓
- 音読みはホウ(漢音)、ボウ(呉音)、訓読みは、むち。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校6年で習う教育漢字である。
- 1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 棒喝・棒術・棒線・棒棒鶏
異体字
- 棓は、〔説文〕の本字。形声で声符は咅。JIS X 0213第三水準。棒の意味の他に、殻竿、高いところへ登るための踏み板、板、という意味がある。〔方言・第五〕に「僉、關よりして西にて之れを棓と謂ふ」とある。
- 㭋は、〔玉篇〕にある異体字。
関連項目
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