水車(英: water wheel)とは、水の流れで羽根車を回し、その力を利用する装置である。
概要
農業に使う水を汲みあげて運ぶ揚水車と、作業に使う動力水車に大きく二分される。
揚水車は川や用水路より高所にある水田へ水を運ぶためのもので、動力水車は水車の力でひき臼を回したり、杵を上下させるなど様々な用途が存在する。
時代劇ではくのいちへの拷問に使われたりもするため、エロい妄想をする人も少なくない。
今日では蕎麦屋などが店先に設置する、本来の役割を担わない、イミテーションを目にする機会も多い。
起源がどこであるかはハッキリとしないが、西アジア近辺で穀物を粉にする石臼を回すことに使ったのが最初だと有力視され、それがヨーロッパに伝わり中世に発達したと推測されている。
水力発電に使用されるウォーター・タービンのことも日本語では「発電用水車」と呼び、それらは「反動水車」と「衝動水車」に大きく分けられる。
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関連項目
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