浅井康太とは三重県出身の競輪選手である。ホームバンクは四日市競輪場。
概要
1984年6月22日生まれ。高校時代は同じ三重の柴崎俊光(91期)とは同級生であった。
2005年に90期としてデビュー。同期には北津留翼や坂本亮馬、松岡貴久に新田祐大とタレントが揃っている。
2010年には90期台としては初めてS級S班になったが、S班としては思った以上の結果が残せず2011年からは再び1班に戻っている。
2011年は1月に行なわれたUCIトラックワールドカップ2010-2011の第3戦・北京大会のケイリンで3位に入ると、日本に戻ってからは本来の調子を取り戻しコンスタントに結果を残せるようになってきた。
そして、7月3日に弥彦競輪場で行なわれた第20回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GⅠ)においては1次予選から勝ち上がると、決勝では先行する渡邉一成の番手を捌くとこのチャンスを大いに生かし直線で追い込んでGⅠ初優勝を決めた。同時に年末のKEIRINグランプリの出場権を手に入れた。
さらに、8月の全日本選抜にも決勝優出を果たし勢いに乗ると、9月に岐阜競輪場で行なわれた第54回オールスター競輪でも激戦を制して先行逃げ切りで優勝。1年で2回のGⅠを果たした。今、深谷知広と並んで中部期待の若手として注目を集めている。
競争スタイル
現在の主な戦法は先行・捲くりを主体とする自力型。特にダッシュ力を生かした捲くりは強力なものを持っている。近況はこの捲くりが中心となっているが、もちろん先行力も兼ね備えている。
三重勢の中では俊光・淳の柴崎兄弟と並んで、今後さらなる活躍が期待される1人である。
関連項目
- 1
- 0pt