爆走デコトラ伝説〜男一匹夢街道〜単語

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概要

爆走デコトラ伝説シリーズの第一作。タイトルの通り、デコトラ(ド派手な飾り付けをしたトラック)で日本全国の高速道路を舞台に競争を繰り広げる異色のレースゲームである。

メインモードである全国制覇ではノーマル状態のトラックをバトルの賞金でカスタマイズし、オリジナルのデコトラを作成することができる。また、ドット入力ではあるがオリジナルのペイントを施すこともできる。

関口操監修の迫力あるパーツやペイント(ただし種類はまだ多くない)、方向キーによる車線変更システム、バトル中に流れる演歌など、シリーズに通ずる基本的な要素はこの作品で既にあらかた登場している、

基本的には1対1のトラック同士の対決だが、男の華道ではそれ以外にも車両の妨害をかわしながらゴールを目指したり、敵車に一定回数以上ぶつかるなど特殊な達成条件が設定されている場合もある。

また、条件を満たすと高級車やレースカーなどにも乗ることができる。

このような挑戦的な内容が高く評価され、35万本というPSで販売されたソフトの中でもかなり上の方に入る販売本数となったが、その甲斐なくヒューマンは翌年に倒産。最後のヒューマン製レースゲームとなった。

その後、版権はスパイクに移ったがスタッフは別の会社へ移籍した。そのため、次作はスパイクの「爆走デコトラ伝説2」とTYOの「〜アートカミオン〜芸術伝」の二つに分かれることになった。

本作では、バトル中のBGMに演歌や歌謡が使用されており、歌手として北岡ひろし、坂田真由美、泉敦子・山口孝美、安藤ひろ子、秋山さゆりが参加し、作曲は志倉千代丸、天利英跡、河本泰治、杉本真人が参加している。このうち、志倉千代丸は爆走デコトラ伝説2の制作に回り、北岡ひろしは芸術伝の制作に回ったため、2で使用されている男一匹夢街道は和田青児が歌唱している。また、かささぎ橋のみ後の作品に使用されていない。