界磁添加励磁制御とは鉄道車両の制御方式の一つである。
概要
直流モーター搭載の鉄道車両制御方式の一つである。
1980年代に日本国有鉄道(国鉄)と東洋電機製造により共同開発したのが界磁添加励磁制御である。
特徴は電圧制御は旧来の抵抗制御、直並列組合せ制御を基本とし、主電動機は従来同様の構造が単純で堅牢な直巻電動機を用いてる、界磁の制御に新たな技術を導入して、低コストで電力回生ブレーキを可能としたが、1990年代に入るとVVVFがもてはやされるようになり、2000年代に入ると完全にVVVFに移行した。
抵抗制御からこの制御方式に改造する車両が京阪電鉄を中心に存在した。
採用例
・国鉄・JR
205系
211系
213系
215系
221系
251系
253系
311系
371系
651系(日本で唯一の交流直流両用の界磁添加励磁制御車)
・私鉄
東武200系
東京メトロ5000系
東葉高速鉄道1000形
名鉄100系
名鉄1800系
名鉄5300系
名鉄5700系
名鉄6800系
京阪2200系
京阪2400系
京阪1000系
京阪5000系
阪神2000系
山陽5000系
以上が日本で採用された界磁添加励磁制御の車両である。
関連動画

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関連動画差し替えとvvvfについても追記