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当記事においては、700系(700形)という、鉄道車両の系列・形式を表す呼称について記述する。
概要(日本の鉄道車両)
東海道・山陽新幹線の大半の車両が「700」と付番された車両である。それ以外では中小私鉄の鉄道車両に付番されることが多い。国鉄では蒸気機関車と貨車に、大手私鉄でも一部の事業者に付番の実績がある。
多くの大手私鉄では4ケタ系列に移行後、ほぼ付番されなくなっていったが、京阪の場合は2代46年にわたり京阪本線用として使用され、その後大津線用として3代目が付番された。西武では「701系」と1の位がゼロではなく、また制御車は1000足したクハ1701形である。東武は逆に名車5700系の制御車が「クハ700形」と付番された。また近鉄では800系の付随車が「サ700形」と付番された。
国鉄の新性能電車の番号としては、700番台は交流電車用に設定され、711系や781系が登場・付番された。JR化後はJR北海道が700番台の系列を次々登場させているが、国鉄時代と同じく1の位が奇数であるため、「700系」は存在していない。前述の通り東海道・山陽新幹線では700系→N700系→N700S系と続き、JR東海では頑なに「700」以外を付番しない。
個別記事のある700系(形)
- 近江鉄道700系 - 1998年に登場。
- 北近畿タンゴ鉄道KTR700形 - 1989年に登場。
- 京急700形 - 初代は1956年(のち600形に改番)、2代目は1967年に登場。
- 京阪700形 - 初代は1928年(当初1580形)、2代目は1967年、3代目は1992年に登場。
- JR東海・西日本700系新幹線電車 - 1997年に登場。
- JR東海・西日本・九州N700系新幹線電車 - 2005年に登場。
- JR東海・西日本・九州N700S系新幹線電車 - 2020年に登場。
- JR西日本DEC700形 - 2021年に登場。
個別記事のない700系(形)
- 神戸電鉄700形電気機関車 - 1949年に登場(当初ED2001形)。
- 国鉄700形蒸気機関車 - 1888年に登場。
- 銚子電気鉄道デハ700形 - 1978年に入線(元近江鉄道モハ51形)。
- 広島電鉄700形 - 初代は1948年、2代目は1982年に登場。
etc.
関連項目
系列・形式 |
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- 10000系
- 気動車
- 9000系
- 900系
- 系(鉄道車両用語)
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- 500系
- 3000系
- 300系
- 30000系
- 1000系
- 鉄道車両の形式表記の読み方
- 7000系
- 南海2000系
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