阿修羅閃空とは、格闘ゲームのストリートファイターシリーズに登場する必殺技のひとつで、主として豪鬼が使用している。
殺意の波動に目覚めた者が体得できる技の一つと考えられる。
概要
構えを取った後、手足を動かさないまま高速で移動する。攻撃判定は無い、移動技である。
移動モーションとしては片足を上げて直立水平移動(豪鬼の場合)が基本形。独特のSEと共に残像移動。
出終わりに僅かに硬直があることが多い。
同シリーズのダルシムの技、ヨガテレポートなどと違い画面上に存在したまま残像を描き移動する。
(ヨガテレポートは画面上消失から直接移動位置出現)
移動中は完全無敵で、一見シュールだが、移動中は画面端以外は相手をすり抜けて移動できる。
また相手を追い詰めていても後ろに回り込む。画面端に到達した時点で技が終了する。
相手をすり抜けるため、硬直の長い技に対して相手の後ろに回り込みコンボを加えるなどの使用が多い。
移動距離によっては表裏の選択にもなったり、起き攻めでの回り込み、移動力を使った回避、一度体勢を立て直す逃げの選択肢としても活用される。
コマンドは前昇竜か後ろ昇竜コマンド+PかK3ボタン同時押しでほぼ統一。
コマンドにより前後移動距離が変わる。
また、必殺技なので基本的にはゲージ消費は無い。
一度「X-MEN」に出演した時に「Xパワー」というゲージを消費する特殊な技の枠に入っていたことがあり、その時はゲージを必要とした。続編である「X-MEN vs. Street Fighter」や「Marvel vs. Capcom」シリーズでは普通の必殺技になっているのでゲージは不要。
ニコニコ動画では、同じ移動モーションの「瞬獄殺」を移動に用いることを『EX阿修羅閃空』と呼ぶことがある。
主にTAS動画で頻出。
使用者
豪鬼の他、いわゆる「殺意の波動に目覚めた者」が使用。
具体的には殺意の波動に目覚めたリュウ、日焼けしたさくらなど。
ゴッド・ルガールのゴッドレーンなど類似技も存在する。
転じて
演出やゲームのバグ等の「歩くモーション無く水平移動する」動きを指す場合がある。
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3:01から
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関連項目
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