非国民馬券とは、日本中央競馬会(JRA)が海外競馬の馬券を発売する場合において、あえて日本調教馬を買い目から外す馬券である。
概要
日本馬の海外遠征が増えて関係者やファンから海外競馬の馬券を望む声が大きくなったのを受けて、法改正を経て2016年の凱旋門賞から海外競馬の馬券が解禁されることとなった。
ただし現時点で海外競馬の馬券は基本的に日本調教馬が出走する競走のため[1]、またJRAの馬券は基本的に日本国内のみで発売されるため、必然的に日本調教馬が注目されることになる。
そのとき、あえて日本調教馬を外して高配当が期待できる海外馬から馬券を購入することを、自然発生的に(場合によっては自虐の意味を含めて)非国民馬券と呼ばれるようになった。
実際にヨーロッパの馬券が発売された競走で日本調教馬が苦戦することが多く有効な買い方になるが、一方主に中東や香港で日本調教馬が勝ってしまうことも増えたため「非国民馬券」が外れることもある。また、ネットの普及で海外競馬の情報が入りやすくなり、海外馬に正当な評価ができるファンも増えたため、海外馬でもあまり配当がつかないケースも増えている。
関連項目
脚注
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