馬券単語

バケン
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東京競馬第10レースの払戻を、場内テレビジョンでお知らせ致します。

東京10R 日本ダービー(GⅠ) 払 戻
単 勝 17 1,250円 6 - 8 3,190
複 勝 17 410円 ワイ 12 - 17 2,710円
12 390 7 - 17  34,420
7 3,640円 7 - 12 30,290
12 - 17 7,950円
17 - 12 15,520円
3連複 7 - 12 - 17 521,600円
3連単 17 - 12 - 7 2,856,300

(2018年5月27日(日)開催 第85日本ダービー(東京優駿)の払戻)


馬券(ばけん)とは、競馬において配当の払い戻しを受けるのに必要な投票券である。馬券というのは通称であり、現在公式名称は勝馬投票券(かちうまとうひょうけん)である。

この記事は日本中央競馬からの情報に基づいて作成しているため、地方競馬海外競馬のものとは一部異なる記述があります。

概要

馬券は20歳以上であればでも購入可であり、別に競馬興味がない人でも、今この記事を見ている恐らく暇人であろうアナタでも購入することが可である。以前は20歳以上であっても学生・生徒である場合には購入が禁止されていたが、2005年(平成17年)1月1日から施行された競馬法によってこの制限は撤された[1]

現在中央競馬では10種類(詳しくは後述の種類を参照)の馬券が発売されており、WIN5以外の9種類は全に10箇所ある中央競馬開催競馬場・場外馬券場(WINS/J-PLACE)・電話インターネットでの投票(即PAT/A-PAT/JRAダイレクト)で、WIN5インターネット投票により購入できる。

馬券の売り上げは、宝くじ競艇競輪オートレース等他の全てのギャンブルを抑えて最多であり、中央競馬売得(有効馬券の総売上)は2018年(1月12月)1年間で2兆7950830万4000円地方競馬売得2018年度(18年4月~19年3月)6033億87372180円と集計期間こそ異なるものの、合計で3兆円以上を売り上げている。単一のレースに限ると、2018年12月23日開催の第63有馬記念(優勝:ブラストワンピース)は436億6403万9500円という売得を記録している。

ちなみに、オグリキャップを始めとした第二次競馬ブーム(80年代後半~90年代前半)からバブル崩壊にかけて馬券は現在ではないほど売れに売れており、1996年12月22日開催の第41有馬記念(優勝:サクラローレル)は2018年の2倍以上に当たる売得875億1042400円を記録し、ギネス世界記録にも登録された。

かつて馬券には鉄道乗車券と同じく裏面に磁気情報を書き込んだ馬券を用いていたが、2000年代前半から導入が開始された現在の馬券はQRコードを用いた馬券となっており環境に配慮されている。(このQRコードシステム鉄道ゆいレール北九州モノレール]にも逆輸入されている) 磁気情報部分がなくなったことによりクシャクシャにしやすくなったので、負けた時にイライラしてゴミ箱に捨てる時にも楽になった。

歴史


①ガラ馬券(明治時代)

明治時代は競馬は合法行為ではなく、ギリギリ江戸時代幕末1866年(慶応2年)に開設された横浜競馬場にて発売されていた馬券は外国人居留地という治外法権であったため例外的に発売されていたものであった。

現在の馬券の方式は、パリミュチュエル方式と呼ばれている。これは、①全購入額を一旦総プールし、レースを実行する。②レース終了・確定後に催者側が総プール額から決まった割合の売得を抜き取った後、残りを当選者に払い戻す。というもので人気をオッズによって具体的に推し量ることができる、オッズの状況によって自分の買う馬券を定めることができるなどといったメリットが有る。

日本公式パリミュチュエル方式馬券が発売されたのは根岸ステークスの由来にもなった横浜競馬場1888年(明治21年)に発売されたものが最初とされているが、それよりも前から同競馬場ではガラ馬券という現在の馬券とは異なる方式の馬券が発売されていた。

ガラ馬券というのは、どちらかと言えば馬券よりも宝くじに近い方式の馬券であり、購入するとランダム番が書かれた馬券を手に入れることができ、そのが上位に入線すれば順位に応じて予め設定された当選を貰えるという方式である。要するに宝くじルーレット当選番号を決めるが、ガラ馬券ではの着順によって当選番号が決まるわけである。

─────と書くと、宝くじと一切変わらないこの馬券の一体どこが面いのかと疑問に思うかもしれないが、この馬券が面いのはここからなのである。

ガラ馬券は転売許可されていた馬券であり、手に入れた番のが弱ければ奇跡を信じて上位入着を祈るしかないが、もしディープインパクト級の強いが当たった場合にはレース前に購入額以上で転売すればレースの結果とは一切関係なく確実にけが出せる。しかも、購入者がそのディープインパクト級のだった場合、以下のような感じでボロけすることも可である。

  1. ガラ馬券を自分のが出てくるまで購入する。
  2. 自分のを当てられたらその馬券をオークションで高額転売する。
  3. 弱いの馬券を買ってしまった人に「ねえねえどーせそれ当たらないからにならないっしょ。が買い取るから譲ってくんない?」とをかけ安価転売してもらう。
  4. 自分のの出走を取り消す。
  5. 自分の持つ強いが出走しないので、当然弱いにも勝つ可性が生まれる。
  6. 弱いが負けてしまっても、2の高額転売分の取り分があるので十分プラス
  7. 弱いが勝ってしまえば、実質2頭分の配当に近い額をボロけ!m9(^Д^)プギャー

・・・まあ所詮ギャンブルである以上皆考えることは一緒なので、案の定同様の手口による八百長・出走取消が連発しレースが成り立たなくなることもしばしばあったのと、射幸心が強すぎるということでガラ馬券は1907年(明治40年)に禁止され、それ以来日本国内では発売されていない。

ちなみにガラ馬券の由来は、今のガラポン(抽選器)と同じようにガラガラと木製の馬券が入った入れ物を回して番を振り分けていたかららしい。

②アナ馬券と日露戦争(1888年~1908年)

1888年(明治21年)、当時はまだ合法だったガラ馬券と並行して現在パリミュチュエル方式の馬券が横浜競馬場にて発売開始となった。こちらは当時、ガラ馬券に対してアナ馬券と呼ばれていた。アナの由来は不明ではあるが現在の「単・連」と同じく盲点のような意味があったと思われる[2]

日本政府日露戦争以後、欧に大きく遅れを取って戦地での移動手段としての軍の重要性に気づき、有効な生産手段として競馬を広めて優秀な産駒を育てていこうと計画。1906年には長らく合法行為ではなかった日本人による馬券発売を黙許した(ただし通達のみで法的根拠はない)。それにとどまらず同年には政局というを育てる専門の国家機関まで作り軍の生産良に取り掛かった。

馬券の開放によって、同年に日本人によって開設された池上競馬場の大成功(初開催から4日でなんと全建設費を回収に成功)を契機に全競馬場の建設が相次ぎ1908年当時には前述の横浜池上を含めた15個の競馬場が営業を行うまでに成長した産業となった。

しかし日本政府治安の悪化を危惧して入場料や馬券を高額に設定したりはしたものの、新の急成長産業であるため運営整備が追いつかず、ガラ馬券時代にも問題になった八百長をアナ馬券に変わっても全を防ぐことは出来ず、すぐに競馬民の批判の的となってしまい1908年には再び馬券の発売が禁止されてしまうことになってしまった。

この馬券が黙許されていたわずか2年間(1906年~1908年)は、馬券黙許時代と呼ばれている。

③景品競馬と勝馬投票券(1908年~1923年)

馬券は禁止しても軍良を止めるわけにはいかず各競馬場には馬券収入の補填として補助が支払われ、その補助によって各競馬場運営を行っていた。

しかし、その補助だけでは食いつないでいくだけでも精一杯であり前述の池上競馬場は経営が苦しくなったため周辺の競馬場(板橋目黒川崎)と合併。その後目黒競馬場への統合が決まったため1909年に止に追い込まれている。この合併が実施されたこともあり、全で15個あった競馬場は11の競馬楽部に整理されることとなった。

1912年に宮崎競馬場れを切らして今までの馬券とは異なる勝馬投票券を発売。これは競馬といって、「払い戻すのはお金じゃなくて品だから賭博罪には当たらないでしょ」という子供の言い訳じみた苦の策で発売したものではあったが、前述の通り日本政府は軍生産にこだわっていたためこれを黙認。以降、この競馬は全競馬場に広まり競馬事業を存続させることになる。

ちなみにこの時登場した「勝馬投票券」という言葉は、後に馬券の正式名称として採用されることとなる。

④馬券の発売再開と日本競馬会の誕生(1923年~1944年)

1923年に日本陸軍からの要望もあってようやく馬券の発売が再開され、補助競馬競馬は役を終えた。

いままでは、前述の池上競馬場目黒競馬場を始めとして各競馬場が各競馬楽部の下にそれぞれ別個に経営されていたが1936年にはそれらをすべて合併した特殊法人日本競馬会」が誕生。この法人現在JRA(日本中央競馬会)の前身に当たる組織であり、GⅠ安田記念の由来になった安田伊左衛門理事長の下、現在クラシック5大競争の大半(桜花賞皐月賞オークス菊花賞)を整備するなど現在中央競馬の原を作り上げた。ちなみに安田理事長は前職の東京競馬楽部(目黒競馬場)名誉会長時代に東京優駿大競走(現在東京優駿/日本ダービー)設立も行っているため一人でクラシック5大競争全ての創設にに関わっていることになる。

⑤戦後・重勝単勝式馬券の発売(1944年~1963年)

1944年太平洋戦争化によって馬券発売は再びに中止に追い込まれ、戦後すぐの1946年に再開をするものの今度はGHQの独占禁止法に引っかかってしまい1948年からは農省畜産局競馬部が監督する競馬に転換、GHQが去った後の1954年には日本中央競馬会として再編され、現在JRA(当時はNCKと呼称)が誕生した

JRAが誕生する以前の1947年から4制の単の発売を開始したものの、当時は戦前の1942年から制定された競馬税法により控除率が約32.5%と非常に高く、一方1948年に初開催された競輪は控除率25とかなり低かったため、人気競輪に集中してしまいなかなか資を集めることが出来なかった。1948年12月4日には初の場外馬券場(現在WINS銀座)を開設するが、それでもお金を賭けてくれるお客様はなかなか現れず1950年に控除率を競輪と同じ25まで引き下げた結果、ようやく経営危機を脱することに成功した。前述の単も1949年には6制に変更となりこの6単が10年近く維持されることとなった。

一方でその間には新たな試みも行われ、1951年には土曜日の午前中に行われる第1・第2・第3レースの勝ちを連続して当てる重勝単勝式馬券「三重勝」を発売。 メインレースの行われない土曜日の午前中の客集めのために発売されたもので、予め全レースを全て定してから買う現在WIN5とは異なり、まずは1レース分のみの重勝式を購入し、その1レースの的中券を売り場に持っていって2レースの勝馬投票券と引き換え、その馬券が当たったらまた売り場に戻って3レースの勝馬投票券と引き換え……という1レースごとに買いを増やしていく増していく方式で、3レースとも当てることが出来た後に初めて払い戻しが行われる方式だった。しかし、やはり閑散時間帯に買う人はそう多くなく売上は低迷し1961年止。

以降は射幸心を煽るということでガラ投票と同じように禁止されてしまい、重勝式が公営競技に戻ってくるのは、それから47年後の2008年競輪七重勝式「チャリLOTO」の導入まで、中央競馬ではちょうど50年後の2011年WIN5」導入まで待つこととになる。

⑥8枠制枠連と電話投票の導入(1963年~1991年)

当初は赤字で苦しんでいたJRA50年代後半になると、「もはや戦後ではない」と経済書位に記されるほどの経済回復を受け急成長を遂げ、出走も大幅に増加した。一方、現状の6単だと同じに多数のが入ってしまうため、を増やすために1963年から8制枠連(現在の枠連と同じ)が導入された。これと同時に今までの単は止となり、現在まで中央競馬では発売されておらず、地方競馬南関東競馬金沢競馬でのみ見ることが可である。単時代とべると数こそ増えたが、的中率とオッズは較的下がったためギャンブル依存症対策としても有効だった。

ただ単・枠連には、人気人気薄のが同時に同じに入った後に人気が出走を取り消しても、単勝や複勝とは異なりまだ馬券が成立する可性(残った人気薄の走して馬券に絡む可性)があるため払い戻しができず、低いオッズにも関わらず人気薄のに期待するしかないという問題が発生することがある。1973年日本ダービーでは第一次競馬ブームを巻き起こしたハイセイコー単勝支持率66.7という飛んでもない支持率を叩き出し、彼はしっかりと出走を果たしたものの今後このような過剰人気を背負ったが出てこないとも限らないためこれを解決するために1974年から定制度を導入した。

この制度は、単勝支持率30以上の人気は他のより先に番を抽選して専用のを用意し、その人気1頭だけを抽選で当てたに入れるというものである。「そんなことをするなら、さっさと今の馬連みたいに一頭一制度を導入すればいいじゃないか!」と思うかもしれないが、当時はJRA中の人(おばちゃん)がそろばんによる手計算でオッズを弾き出していたらしく、これ以上のの増加や馬連の導入は組み合わせが増えすぎておばちゃんが過労死してしまうため不可能であった。

この単定制度には、もし人気8を引いてしまうと自動的に一番大外からの発走になってしまうという問題もある。1991年クラシック戦線に殴り込んだ皇帝シンボリルドルフに持つトウカイテイオー皐月賞818番、続く日本ダービーでも820という競馬ではとてつもなく強いのにクジ運ではとてつもない弱さを見せつけ非常に不利な状況からの発走となったが、本当に強いには出走など関係ないとばかりにどちらのレース勝して敗の二冠となり世代最強明した。同年に念願の馬連が導入されたことによって彼が最後の日本ダービー定制度適用となり、単定制度最後の適用例も彼に次ぐ日本ダービー2着となった後の菊花賞レオダーバンによるセントライト記念(813番/3着)となった。

電話投票も単定制度導入と同じ1974年に試験導入、2年後の76年から本格導入され、前述の第一次競馬ブームと相まって多くの新規競馬ファンを獲得することとなった。

3種類の馬券、単勝・複勝・枠連の体制は1963年から1991年の馬連導入まで28年間続くことになり、その間枠連は一の連勝式馬券(2頭以上を選ぶ馬券)であり続け、配当額も他2つとべて高かったことから3種類時代末期には枠連のシェア90以上にも達するなど人気馬券で有り続けた。[3]

⑦万馬券時代の到来(1991年~2011年)

1991年10月5日JRAは第二次競馬ブームに狂喜乱舞の最中、ついに単定制度の問題を全に解消する念願の馬連が導入された。これにより、いままではまずおにかかることが出来なかった万馬券がたまにではあるが飛び出すようになり、導入からわずか2年で枠連とのシェアを逆転。90年代後半には馬連が75以上のシェアを誇るようになり一躍人気馬券となった。

この頃になると長らく競馬場そろばん片手に頑っていたおばちゃんが引退してトータリゼータシステムという大コンピューターによって馬券の発売・オッズの管理は論、場内テレビジョンに刻一刻と変わるオッズを自動的に表示させることができるようになるなど技術が飛躍的に進歩し、以降90年代から2000年代前半にかけて馬券の種類は飛躍的に増加していく。

まず、1999年12月4日には馬連と複勝を足して2で割ったとも言えるようなワイドを導入。(ちなみにこの時の宣伝ポスターに採用されたのは、91年~93有馬記念3年連続3着という成績をJRA直々にイジられ採用されたナイスネイチャ)

続けて2002年7月13日には馬単と3連複を同時に導入。2004年9月11日にはついに馬券の王様もいえる3連単が導入され、万馬券はそうしいものではなくなった。2006年10月6日には応援馬券が導入され、馬連導入からわずか15年で現在競馬場ウインズの券売機で購入することが出来る9種類の馬券全てが出った。

⑧WIN5の導入と現在(2011年~)

3連単導入の翌年にあたる2005年にはディープインパクトが大活躍。しかしそれにも関わらず1998年以降JRAの売上は連続して下落。ここまでくると、JRAも相次ぐ新馬券導入でギャンブラーの射幸心を煽っておきながら自分自身の売上への射幸心も煽られてしまうわけであり、2011年4月23日(土)にはついに三重勝以来50年ぶりとなる五重勝単勝式馬券WIN5の発売を開始する。

このWIN5JRAとしては初めてのインターネット投票のみによる購入が可な馬券であり、GⅠレースを初めとする日曜日開催のメインレースと、そのレースから遡って行われる直近4つのレースをあわせた計5レースの1着を全て選ぶというものであり、これにより配当はしばしば三連単でもめったに出ない1千万、そして年に1度か2度程度三連単では恐らく不可能である億単位にまで達することとなった。

発売翌日にあたる4月24日(日)の配当こそ81万280円と100万馬券にはならなかったものの、くも5回の発売に当たる2011年5月22日にはメインレースとなったオークスを始めとして1番人気全滅2番人気が2勝、3番人気・7番人気・10番人気がそれぞれ1勝をもぎ取って1億4685万110円(6票的中)[4]と史上初の一億馬券が誕生した。

2016年からはこちらもインターネット投票限定で、海外競馬の有名競争の馬券をJRA独自のオッズではあるもの購入可となり、WIN5の導入翌年にあたる2012年からは今までの売上低迷もストップし着々と売上実績を回復しつつある。

⑨年表

出 来 事
1866年9月 横浜競馬場開場。
1871年 くもロッタリー方式(ガラ馬券)が問題になる。
1882年 パリミュチュエル方式の馬券(アナ馬券)を発売するも失敗に終わる。
1888年 パリミュチュエル方式の馬券を1枚1ドルで再び発売して、成功を収める。
1906年 生産・良のため政局設立。馬券黙許時代到来。
1906年11月24日 池上競馬場開場。初開催からわずか4日間で総工費13万5000円を回収する。
ちなみに入場料は1等席3円、2等席2円、アナ馬券は1枚5円から、
初日のみ発売されたガラ馬券は1枚10円、参考までに当時の映画館の入場料は15銭。
1907年5月 ガラ馬券、禁止される。
1908年10月 政府馬券黙許を撤回。補助を補填として支給する補助競馬時代が始まる。
1910年5月30日 池上川崎目黒板橋の4競馬場が合併し、東京競馬楽部誕生。
目黒競馬場に会場を統一し、池上を含む他の3競馬場止する。
1912年 宮崎競馬場お金の代わりに商品券を配当物品とした「勝馬投票券」を発売。以降全競馬場に広がる。
1923年 競馬法成立。馬券発売が公式に合法となる。 控除率は15で発売額は1枚20円から。
1931年 複勝式導入。
1936年 前述の東京競馬楽部ら11楽部を統合し、日本競馬会」設立。
1942年3月1日 馬券税法施行。控除率が約32.5%に跳ね上がる。
1944年 太平洋戦争化に伴い、馬券の発売を中止。(競馬そのものは検定競走として観客で開催)
1946年10月 発売額を1枚10円からに値下げし発売を再開。
1947年 番号二連勝単式(単)の発売を開始。(当初は449年から6)
1948年9月7日 日本競馬会から「農省畜産局競馬部」による競馬に転換。
1948年12月4日 初の場外馬券場(現在WINS銀座)誕生。
1950年12月 控除率を25まで引き下げる。
1951年 重勝単勝式馬券「三重勝」を発売。(1961年止)
1954年9月16日 競馬から「日本中央競馬会」による運営に再転換。
1955年10月22日 阪神競馬第6レースにて当時の単勝史上最高額となる、5万5870が記録される。(タチバナヒメ/8頭立て8番人気)
1963年4月 番号二連勝複式(枠連)の発売を開始。(1969年までに全競馬場に展開/単は地方競馬のみの発売になる)
1973年2月 電話投票システムの試験運用開始。
1973年5月27日 日本ダービーハイセイコーが単勝支持率66.7%マーク定制度導入のきっかけとなる。
1974年5月3日 キタノカチドキが初めて定制度定対となる。(皐月賞/22番/1着)
1976年10月 電話投票システムの本格運用開始。
1991年9月22日 レオダーバンが最後の定制度定対となる。(セントライト記念/813番/3着)
1991年10月5日 28年ぶりの新馬券、番号二連連勝複式(馬連)の発売を開始。同時に定制度止。
1999年12月4日 拡大番号二連勝複式(ワイド)の発売を開始。宣伝ポスターにはナイスネイチャを採用。
2002年7月13日 番号連勝単式(馬単)と番号三連勝複式(3連複)の発売を開始。
2004年9月11日 番号三連勝単式(3連単)の発売を開始。
2005年4月9日 福島競馬第9レースで、当時日本公営競技史上最高額となる1014万9930円3連単の払い戻しで発生する。(史上初の一千万馬券)
2006年10月6日 応援馬券の発売を開始。
2010年10月3日 競馬の普及のため、馬券の買い方を紹介するカオスすぎるプロモーション映像JAPAN WORLD CUP」を開。しかもなぜかシリーズ化され第2弾・第3弾まで制作された。
2011年4月23日 三重止以来50年ぶりとなる重勝式馬券「WIN5」の発売を開始。(初回投票は翌日4月24日分)
2011年5月22日 WIN51億4685万110の払い戻しが発生。(史上初の一億馬券)
2012年8月4日 新潟競馬第5レースにて、3連単史上最高配当となる2983万2950円が記録される。
2014年4月26日 福島競馬第8レースにて、単勝史上最高配当が59年ぶりに更新される。(5万6940円/リバティホール/16頭立て16番人気)
2016年10月2日 95凱旋門賞より、JRA独自のオッズで海外競馬の馬券発売を開始。(インターネット投票のみ)
2018年5月27日 85日本ダービーにて、当記事冒頭で紹介している日本ダービー史上最高配当が発生。
2019年2月24日 WIN5」で史上最高配当額4億71809030円(的中1票)の払い戻しが発生する。

種類

現在中央競馬では、以下の9種類の馬券+1種類の重勝式馬券(複数レースに跨る馬券)であるWIN5合計10種類が発売されている。(馬券名をクリックするとそれぞれの解説に飛びます)

単 勝 複 勝 応援()
枠 連 馬 連 馬 単
ワイド 3連複 3連単
WIN5

単勝(WIN)

一番先頭でゴールすると思う投票するという単純にて明快、基本中の基本ともいえる馬券。

初めて競馬をやる人はもしかしたら、「どの馬券を買ったらいいか分からない」と言うかもしれませんが、もしそう思っているなら「とりあえず名前や外観でもなんでもいいから自分がグッと来たの単勝馬券を買う」のが一番いいと思います。

史上最高配当額は歴史の年表で取り上げた通り、2014年8月26日にリバティホール福島走して叩き出した5万6940円。この2012年デビューしたであり10歳となった2019年になっても現役を続けているタフなである。

逆に史上最低配当額は1965年三冠馬シンザン天皇賞で、2005年ディープインパクト菊花賞で同じく三冠馬となった時にマークした100円。つまりは購入額そのままの元返し。→詳細は馬券関連用元返しを参照。

複勝(PLACE / SHOW)

7頭立て以下のレースでは上位2頭、8頭立て以上のレースでは上位3頭に入る可性があると思うを選ぶ馬券。4頭立て以下の場合には発売されない。

アメリカ競馬では2着までのものをPLACE、3着までのものをSHOWとして別々に発売しているが日本では上記のように出する頭数によって的中着順が変わるため馬券にはPLACESHOWどちらも印刷される。

中央競馬では8頭立て以上のレースがかなり多いため、初心者にありがちなのが複勝を買ったが3着に入って糠喜びするが払戻発表後少頭数レースで2着までの払い戻しだったことを知って絶望するというもの。競馬場の場内テレビジョンに写っているオッズ表の右下にはちゃんと、「複勝2着払/複勝3着払」の表示があるので見落とさずにしっかりと確認したい。

この馬券で狙うのは、もともと実はあるが前走で運悪く負けてオッズを落としてしまっているや3着にならギリギリ滑り込めそうななどオッズが較的高い達。

現在発売されている馬券の中では最も低配当だが、その分最も高確率であたるローリスクローリターンの馬券であり、一気に数千・数万という大を継ぎ込んで少しでも手持ちを多くしようとする競馬ファンも多い。

応援(がんばれ!/ 単勝+複勝)

2006年10月6日より発売が開始された新馬券。とはいっても、実際には単勝と複勝の複合馬券であり、競馬場で買う際には購入用マークシートの単+複の欄を塗りつぶせば購入可

購入すると、名の上に「がんばれ!」という文字がでかでかと印刷される。

この馬券は単勝100円・複勝100円のように両者に最低100円づつ同額をかけていくため、単勝200円・複勝100円のように別々の額を定したり、300円分買いたいから単勝150円・複勝150円といったように50円単位での購入が不可である。この馬券を購入するには必ず合計額が200の倍数にならないといけないので注意が必要である。

応援馬券に限らず全ての馬券は払い戻すと当然ながら回収されてしまうので、応援馬券は記念馬券として最低額の200円分だ賭けて、自分の応援しているが勝っても払い戻さずに手元に残しておくのが一番ベスト200円はいつもお世話になっているJRAへのお賽銭として文句を言わず納めましょう。

枠連(BRANCKET QUINERRA)

上位2着に入る2頭のの発走を予想する馬券。

歴史の項にもある通り1963年から発売が開始された歴史ある馬券であり、かつて馬券と言えばこの枠連を90%以上のシェアを誇っていた馬券……… ではあるが、今では枠連よりはるかに高配当が出る馬券達が続々とデビューを飾ったためシェアWIN5を除く8種類の中で最低3.1%にまで落ちぶれてしまった可そうな馬券(応援馬券は単勝と複勝にそれぞれ吸収されて集計されている)。出走が8頭以下の場合には馬連に役を奪われたため発売されないが、競走除外により出走直前になって9頭から8頭に減ったりする場合もあるので、その場合には事前発売していた枠連が8頭以下でもそのまま成立する可性もある。

当たる可性が較的高い馬券なので、「この組み合わせはいいな。あ、この組み合わせもいいぞ!」などとオッズを気にせず買いを増やしすぎて元本割れ(トリガミ)になることも多いのでしっかりと買いを絞って狙い撃ちしたい所。

ちなみに、番とそれに対応する色は中央・地方競馬で共通している。日本競馬では騎手は、この番ごとに定められたヘルメットを被って騎乗しているのでゴールした時に自分が的中しているかどうかが視覚的にわかりやすい馬券とも言える。

なお、番号と色の対応関係は競馬のみならず全ての共競技に共通しているが、競輪では番色ではなく番色として採用されている。競艇オートレースは艇番・番がそのまま番となるため、どちらで捉えても支障はない。

1 2 3 4 5 6 7 8 9
9番は競輪のみ使用

馬連(QUINERRA)

上位2着に入る2頭を順不同で予想する馬券。28年間栄えた枠連王をわずか2年で滅亡に追いやった諸悪の根源である。 2頭立て以下の場合は発売されない。

1991年10月5日に導入され、導入翌年にはくも枠連を抜いてシェアトップ(馬連:59.6%/枠連:35.4%)に急成長。1999年ワイド導入まで70%後半台を、2001年の馬単・3連複導入まで70%前半台を維持し続け、3連単が出来た現在でも14%程度のシェアを誇る人気馬券。

シェア・配当率共に上回っている3連複・3連単とは違って上位2頭のみでOKかつ順不同でもOKなので、初心者にとっても手軽さと配当率が両立している手を出しやすい馬券と言える。1番人気が絡んだ決着だと10倍を切ることもあるが、それ以外の場合にはまず10倍はえてくるので1番人気外の人同士を狙ってみるのもあり。(冒頭の18年日本ダービーの馬連組み合わせは4番人気と5番人気である)

馬単(EXACTA)

2002年7月13日3連単と同時に導入された馬券。馬連とは異なりこちらは上位2着を着順通り当てる必要がある。2頭立て以下の場合には発売されない。

配当面では3連単に劣り、的中率では順不同より馬連より劣っているため人気がありそうで実はそこまでない馬券。2018年シェアも6.6%と馬連の半分以下となっている。

しかし、こちらは1番人気が2着になると途端にオッズが跳ね上がる場合が多く、1着になるとは確実には言えない人気を2着固定で買うのがおすすめ。冒頭18年日本ダービーのオッズも、5番人気→4番人気事前人気とは逆順(いわゆるウラ)になり馬連の2倍近い倍率となった。少し荒れそうな気配がしたら馬連からこちらに切り替えてみるのもありなのかもしれない。

ワイド(QUINELLA PLACE)

1999年12月4日に導入。馬連と複勝を足して2で割ったような馬券であり、上位3着までに入るのうち2頭を順不同で当てれば的中となる。3頭立て以下の場合には発売されない。また3着が同着であった場合、3着同士の組み合わせは不的中となる。

この馬券で狙うのは、なんといっても上位人気の組合わせ。冒頭の18年日本ダービーの払戻を見れば分かる通り16番人気であった7番コズミックフォーが3着に突っ込んだことによって、12-172000円ちょっとなのに対して7番を含んだ組み合わせは10倍以上の3万馬券に大化けしている。

ただ通常はここまで大きな払戻は発生しないので、3~4頭に購入頭数を絞り込んで勝負したい所。

もしその選んだ達に自信があるのなら、ワイド3通りを全て的中させても3連複の払戻しには届かないことが多いので、ワイドではなく後述の3連複に挑戦してみてはいかがだろうか。

3連複(TRIO)

2002年7月13日に馬単と同時に導入された馬券。馬連にもう1頭つけた上位3頭を順不同で予想するもの。3頭立て以下の場合には発売されない。

現在は前述の馬連よりもシェアが高く、約20%を占めている人気馬券。当然多頭数を選べば組み合わせの点数は格段に増えるが、5頭ボックスは馬連と変わらない10点にまで、フォーメーションを使えば多頭数でも買いを絞ることが出来る。近年の均払戻は2万円前後なので少頭数で高配当を狙いたい時は、馬連などよりもこの馬券はうってつけと言えるだろう。

3連単(TRIFECTA)

詳しくは、当該記事(→3連単)を参照。

2004年9月11日に導入された馬券。3頭立て以下の場合には発売されない。

1→2→3着を順番通り当てる馬券でありもしかしたら競馬公営競技興味がない人もこの3連単という名を聞いたことがあるかもしれない。

今まで紹介した馬券とべるとダントツで的中に結びつけるのが難しく、プロの予想も高配当が望めるにも関わらずこの馬券を使った予想をしないことが多い。シェアは全馬券中一番人気の約30%を誇っているが、それは的中させるためにはそれだけ多くの額を投入して多くの組み合わせを買わなければならないことの裏返しでもある。当てるコツなんてものはないので自分で勉強して一番納得が行くフォーメーションを組んで買うのが一番ベスト

この馬券の登場により、中央競馬でも万馬券日常茶飯事に出るようになった。冒頭の18年日本ダービーのようにもしも自分が推している人気薄の走すれば10万馬券は確実、100万馬券も十分夢ではない。

ちなみに史上最高配当額は2012年8月4日新潟第5レースマークされた2983万2950円(的中1票)。しかもこのレース実は2着で同着が発生し的中組み合わせが2通りとなったためこれでも払戻が減っており、もしこの組み合わせのまま同着が発生していなければ5966万5980になっているはずだった。

WIN5

詳しくは、当該記事(→WIN5)を参照。

2011年4月23日より発売が開始された、インターネット電話投票会員向けの5重勝単勝式馬券。5つのレースで連続して1着を当てなければならないが、開催競馬場の組み合わせによっては片方が晴れ・片方がなどといったの違いが発生することもしくはない上、あるレースでは走・別のレースでは硬い決着・またまた別のレースでは中途半端な人気が勝つなどと、一番強いと思うを選び続ければいいだけだがこれがなかなか難しい馬券である。

発売当初は最高配当が2億円に設定されていたがその後2014年6月7日に増額され、現在は最高6億円に設定されている。

馬券の中では宝くじと同じキャリーオーバー制度があり、もしも的中者が少なく払戻が上限に達してしまったため全てを返還できなかったり、的中者が出なければ残りの当選は翌週の開催に持ち越される。

史上最高配当額は歴史の項に前述した4億71809030円(的中1票)。逆に史上最低配当額は2018年10月8日に1番人気が3勝、2番人気が2勝とバリカタの決着となった6,050円(的中5万6068票)。この他にも2015年11月1日1番人気が5レース全てで勝利10,260円(的中4万3675票)という組み合わせも存在する。

馬券関連用語

五十音順で表記。/ ※追記・修正いつでもお待ちしております!


一点買い / 一点勝負

言葉そのまま、一つの組み合わせしか購入しないこと。当たればトリガミにならず確実にプラスにできるが外れれば投資額を全て失うというハイリスクハイリターンな買い方。

普通は的中率を考えて単勝や複勝、ワイドや馬連、馬単など予想しやすい馬券で行うものだが、もしかしたら世の中には3連単で一点勝負をしている方もいるかもしれない。

このは絶対に勝つ!絶対にこの順番になる!!という絶対の自信がある際には是非挑戦してほしい買い方である。

オッズ

馬券が的中した場合の倍率のこと。"自分が賭けた額×該当馬券のオッズ=的中時の当選額"となる。締切時刻(中央競馬競馬場・場外馬券場ではレース発走の2分前)まで刻一刻と変化し、その状況は逐一競馬場の場内テレビジョンやターフビジョンに放映される。100倍をえればいわゆる万馬券となる。

複勝やワイドは人気が馬券に絡んだ場合(オッズが低くなる)と、人気が飛んでのみが馬券に絡んだ場合(オッズが高くなる)とでは大きくオッズが変動し異なってくるため、場内テレビジョンでは "2.5 - 6.4"のようにある程度幅を持たせて表示している。

基本的に馬券は当日発売だが、GⅠレースでは前日発売も行われていて前日発売終了時点での単勝オッズがスポーツ新聞のネット記事になったりするなど単勝オッズはそのの実人気を図るのに有効な標の一つと見られている。

控除率 / 払戻率

控除率は、簡単に言ってしまえば馬券発売の手数料のこと。現在競馬で使われているパリミュチュエル方式では全投票額を一度総プールし、そこから馬券ごとに定められた控除率分の額を抜き取って残り額を的中者に配当する。

ただし配当は的中馬券の購入額を下回ってはいけないため、複勝など当たりやすい馬券で購入者の大多数が的中し、配当総額が膨らんだ場合は控除で得たお金を削ってでも購入額分を返さなくてはならない。→JRAプラス10の項目を参照

2019年現在中央競馬での控除率は以下の通り。払戻率は控除率とは逆で購入者側に戻ってくる額のことであり、"1-控除率"でめることが出来る。

単勝 複勝 枠連 馬連 ワイ 馬単 3連複 3連単 WIN5
20.0% 22.5% 25.0% 27.5% 30.0%

JRAプラス10

中央競馬2008年より開始された制度。馬券が100円元返し状態となった時に自分の収入を削って売得を上回らないギリギリまで10円(0.1倍)配当額を増やしてくれる制度。

この制度がない場合、例えば100万円の単勝売得を得たとすると、単勝の場合は控除率が20%なのでそのうちの20万はレース結果の如何を問わずJRAの収入となり、残りの80万円が的中した勝馬投票券を持つ投票者に分配されることとなる。

一方、的中馬券の元本割れ払戻しは競馬法で禁止されている(以下の競馬法条文を参照)。そのため、もし単勝支持率が80%を越えた場合はJRAは自分が得られるはずだった20%の一部を削ってでも購入額全額を払い戻さねばならず、極端な話もし単勝支持率100%だった場合(購入者全員が1着の単勝馬券を購入していた場合)は100万全額払戻しが必要となり、JRAの収入は0円となる。

この制度が適用された場合、単勝だと単純計算で90.9以下の単勝支持率であれば100円元返しとはならない。(909,000円×1.1倍=999,900円でギリギリ払い戻すことが可)

日本中央競馬会は、勝投票法の種類ごとに、勝投票の的中者に対し、その競走についての勝馬投票券の売得(勝馬投票券の発売額から第十二条の規定により返還すべき額を控除したもの。以下同じ。)の額に分の七十以上農産大臣が定める率以下の範囲内で日本中央競馬会が定める率を乗じて得た額に相当する額(重勝式勝投票法において次条第一項又は第三項の加算がある場合にあつては、これに当該加算を加えた額。以下「払戻対総額」という。)を、当該勝に対する各勝馬投票券に分して払戻として交付する。

前項の払戻の額が、勝馬投票券の券面額に満たないときは、その券面額を払戻の額とする。

3 勝投票の的中者がない場合(次条第一項に規定する場合を除く。)においては、その競走についての払戻対総額を、当該競走における勝以外の出走した投票した者に対し、各勝馬投票券に分して払戻として交付する。

4 第一項又は前項の規定により交付すべき額の算出方法及びその交付については、農林水産省で定める。

競馬法第八条 (払戻)

単勝支持率

全体の単勝の売上のうち、あるの単勝売上が全体の何%を占めているかを示す値。

JRAプラス10元返しの項で触れている通り、元返しになるかどうかのラインは通常時で約72.7%プラス10適用時で約90.9%

特払い

詳しくは、当該記事(→特払い)を参照。

WIN5以外で的中者がいなかった場合の対処の仕方のこと。

払戻率が80%の単勝・複勝では全購入者に購入額の80%を、払戻率が70%台の枠連・馬連・ワイド・馬単・3連複・三連単では全購入者に購入額の70%を払い戻して対応する。

WIN5で的中馬券が出なかった場合、配当特払いとはならず全て翌週以降にキャリーオーバーされる。

ちなみに中央競馬での特払いは、1971年11月6日福島第1レースで9頭立て9番人気タマワイチが単勝票数0で勝利して発生した単勝特払いを最後に、50年近く発生していない。ちなみにその時の騎手現在調教師として2018年中山大障害ニホンピロバロンで制した田所秀孝調教師。

トリガミ / ガミる

トリガミとは、的中したのにも関わらず元本割れして払戻が購入額を上回ってしまった的中馬券のこと。ガミるとは、そんな状態になってしまった哀れなギャンブラーのことをす。

JRAプラス10の項で解説しているように、もし購入した全ての馬券が的中すればトリガミになる可性は絶対にないが、100%馬券を当てられる人なんてこの世に存在しないので普通は1レースで複数の組み合わせの馬券を購入してどれか1つでもいいから当たってくれという買い方をすることがほとんど。

しかし、1番人気→2番人気→3番人気などといった固い決着になった際には配当が極端に低くなるので、例えば4番人気以降の馬券も買ってしまっていたり、3連複は当たったけど3連単は順番が異なったので外れたといった場合的中馬券の配当額だけではハズレ馬券の購入額をカバーできずに赤字になることが多い。この状態がまさにトリガミである。

これを防ぐためには、できるだけ購入点数(組み合わせ)を絞ることが大事であり普段ボックスや流しで買っている人は、たまにはフォーメーションに挑戦してみたりするとガミる可性が減るかもしれない。

言葉の由来は、「が身を食う(すいがみをくう)」という故事かららしい。

流し

馬券の購入方法のうちの一つ。連勝式馬券(単勝・複勝以外の2頭以上を選ぶ馬券)で軸と相手を定め、軸と相手の組み合わせを全て購入する方法。相手同士の馬券は購入しない。

競馬場ウインズにある青色マークシートが流しを購入したい人向けのものとなっている。3連複・3連単の場合には一頭軸のみならず2頭分を固定した二頭軸流しで購入することも可。また、馬単・3連単の場合にはマルチ(当該項目参照)という順番を入れ替えた追加購入も可

  • 三連単一頭軸の例 軸:1 相手:2・3・4
    • 組み合わせ:6通り
    • (1→2→3)(1→2→4)(1→3→2)(1→3→4)(1→4→2)(1→4→3)
  • 三連単二頭軸の例 軸①:1 軸②:2 相手:3・4・5
    • 組み合わせ:3通り
    • (1→2→3)(1→2→4)(1→2→5)

売得金

一般的に言うと馬券の総売上のこと。

正確に言うと、事前に出走取消・発走除外となったが含まれる組み合わせは全て払戻し対となるので、それを払戻した後残った残りの有効馬券総額の売上のこと。

催者側はこの売得から控除率分の額を引き抜き、残りが馬券を的中させた者に配当として返還される。

フォーメーション

連勝式馬券で、1着・2着・3着となると予想するをそれぞれ選んで、それに該当する組み合わせを全て購入する購入方法のこと。流しやボックスにべると購入点数を絞ることが出来、購入者の思うがままに組み合わせを自由カスタマイズ出来ることが利点であるが、その反面複雑になると購入点数が何点になるか自分でも分からなくなってしまうこともある。

競馬場ウインズにある赤色マークシートの片面がフォーメーションを購入したい人向けのものとなっている(裏面はボックス用)。流しやボックスにべると馬券を見ただけで視覚的に有効な組み合わせがすぐわかるので初心者の人もなれてきたら挑戦してみてはいかがだろうか。

  • 三連単フォーメーションの例 1着:1 2着:2・3 3着:2・3・4・5・6(欄をす)
    • 組み合わせ:8通り
    • (1→2→3)(1→2→4)(1→2→5)(1→2→6)(1→3→2)(1→3→4)(1→3→5)(1→3→6)
1

ボックス

連勝式馬券で選んだ全てを順不同で組み合わせる購入方法。を選んだりマークシートを埋めるのが面倒くさい人向けの買い方でもある。競馬場ウインズにある赤色マークシートの片面がボックスを購入したい人向けのものとなっている(裏面はフォーメーション用)。

が拮抗しているが複数いて着順の予想が難しい場合には便利な買い方だが、自分の意図しない余計な組み合わせも購入してしまうことが非常に多いためトリガミになりやすい。購入する際には可な限り頭数を絞り込んで購入するのがベスト

ちなみに、現在中央競馬での1レース最大出走頭数は18頭であり、赤色マークシートをとにかく塗りつぶして3連単18頭ボックスを買えば16頭以上競走中止にならない限り理論上確実に当たる3連単馬券を簡単に作ることが出来る。ちなみにその際の購入額は最低100円だったとしても489600となる。冒頭の18年日本ダービーレベルで荒れたレースになれば回収可だが、そんなレースはめったに起こらないのでテレビ番組の企画ぐらいでしか全通り購入は行われない。

マルチ

馬単流し・3連単流しで、軸が2着・3着となってしまった場合も想定して買いを増やす購入方法。青色マークシート右下にあるマルチ欄を塗りつぶせば購入可

点数が大幅に増えてしまうのが難点だが、万が一軸が1着にならなかった場合には高配当で投入額が帰ってくる可性が高い購入方法である。

  • 通常の三連単二頭軸の例 軸①:1 軸②:2 相手:3・4・5
    • 組み合わせ:3通り
    • (1→2→3)(1→2→4)(1→2→5) 

万馬券

詳しくは、当該記事(→万馬券)を参照。

最終オッズが100倍以上となり、払戻額が1万円をえた馬券のこと。

冒頭の18年日本ダービーで言えば、ワイドの"7-17""7-12"、馬単、3連複、3連単が該当する。3連複のように10万をえれば十万馬券3連単のように100万えれば万馬券と呼称されることもある。

だいたいは的中率が一番低い3連単で発生することが多いが、このレースのように荒れれば他の馬券でも発生する可性は十分にあり、過去には絶対に発生しなささそうな複勝でも発生例がある。

元返し

最終オッズが1.0倍となり、的中馬券の購入額の額面通りそっくりそのまま戻ってきてしまうこと。複勝やワイドなどオッズが低い馬券では人気同士の決着の場合まれに発生することがある。かつては単勝でも発生することがあったが現在では下記の理由によりまず発生しない。

八大競走の単勝では過去に、ミスオンワード(1957年桜花賞)・ハクチカラ(1957年天皇賞(秋)/有馬記念)・シンザン(1965年天皇賞(秋))・ディープインパクト(2005年菊花賞)の合計4頭5回発生している。

現在中央競馬では2008年より開始されたJRAプラス10制度があるが、当該項目の解説で触れている通り約90.9以上の単勝支持率を叩き出せば適用外となり今まで通り100円元返しが成立する。しかし、前述のハクチカラ天皇賞(秋)85.9%ディープインパクトでも79.03%に留まっているので現在単勝でプラス10の対外となるのは相当困難であることがわかるであろう。

ちなみにJRAプラス10がなかった頃は、単勝支持率が約72.7%を上回れば前述のように100円元返しが発生していた。(売得100万円だとすると、"727,000円×1.1倍=799,700円"でこれ以上支持が集まると控除率で得たJRAの取り分20万円を削ることになるため)

なお、単勝元返し状態は絶対に勝てるというフラグでは一切なく、単勝支持率83.2%を集めながら1963年菊花賞で6着に惨敗したメイズイ三冠に向けて京都新聞杯を単勝支持率77.8%で挑みながら破れた1994年ナリタブライアンなどもいる。ただし、ナリタブライアンは翌1995年阪神大賞典で再び単勝元返し状態での勝利に挑み、見事リベンジを果たしている。

関連動画

  • JAPAN WORLD CUP(JRAが馬券の購入方法を宣伝するという名で作ったおふざけ第1弾)

関連項目

脚注

  1. *馬券(勝馬投票券)は何歳から購入できるのですか?(JRAホームページ - FAQ)exit
  2. *ガラとアナ ~明治の馬券~ (ことばマガジン - 朝日新聞デジタル)exit
  3. *どの種類の馬券が一番売れているのか 投票法の売上割合推移 -  Umas!exit
  4. *払戻金ランキング (JRAホームページ)exit

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馬券

1 ななしのよっしん
2019/12/06(金) 20:42:33 ID: A/b8KZsw8q
なんでコメないんだ?と思ったら
割と最近の記事なのか

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