飯島譲(いいじまゆずる)とは、特撮ドラマ『仮面ライダーウィザード』の登場人物。
仮面ライダーメイジの変身者の一人である。
概要
第40話『自転車に乗りたい』より登場した後半戦のキーパーソンの一人となる少年。中学生である。
幼少期の頃に姉代わりとして慕っていた知人の朱里の自転車に乗っていた際に交通事故に遭ってしまい、自転車に乗る事がコンプレックスになっていた。
その様な心理状態にある中で仮面ライダービーストこと仁藤攻介がファントムのシルフに対抗するためにマウンテンバイク(MTB)に搭乗して戦闘していた所を目の当たりにした事で仁藤と出会い、彼の指導によってMTBの特訓に励んだ。また、以降は仁藤のことを「攻介兄ちゃん」と呼びつつも、まるで実の兄弟の様に親しくなっていった。
その後、朱里への謝罪という意味も込めてMTBの腕前を朱里に見せたのだが、演技の最中に自身をゲートとして付け狙うシルフィがコントロールする強風によって朱里にぶつかってしまう。その際にシルフィが彼をゲートとして付け狙っていた件のタネ明かしをした事により絶望しファントムを生み出してしまう寸前の状態になってしまうものの、仁藤の訴えと自身の精神力で絶望を乗り越えた事により魔法使いの資格を得るが、自身の判断で魔法使いになる事を拒んでしまう。
その様な事を思う彼の体内のファントムを仁藤が排除しようとするが、魔法使いを増やす目的で白い魔法使いに拉致された上に洗脳されてしまい、魔法使い「メイジ」へと無理矢理変身させられてしまった。
それからは白い魔法使いの僕として、主人に歯向かう仮面ライダー達と戦わせられていたが、白い魔法使いのサバトに横槍が入った事によって失敗し洗脳が解除される。その後は一度は仁藤に戦う事を拒まれたものの、相棒が解放され魔法使いの資格を失った仁藤の代わりに他の2名のメイジと共にグレムリンが放ったグールと戦った。
以降も仁藤を兄の代わりとして慕いつつも0課からの依頼としてファントムの討伐を行っているようだ。
仮面ライダーメイジ
彼が劇中で変身する仮面ライダーで、魔法使いになる資格を得たゲートならば誰でもなれる、所謂「ライオトルーパー」と同じ量産型仮面ライダー。 基本的な特徴などについては「仮面ライダーメイジ」の個別記事にて。
彼が変身した個体はフェイスカラーが青でブリザードの魔法も使う事から、ウォーター属性の魔法使いと思われる。
関連動画
関連商品
譲メイジは現状では立体化されておらず、ブットバソウルのメダルのみで商品化されている。
関連項目
- 仮面ライダーウィザード
- 仁藤攻介/仮面ライダービースト
- 仮面ライダーメイジ(TV本編)
- 平成ライダーの登場人物一覧
- 佐久間小太郎/コグマスカイブルー…後のニチアサ特撮で登場した戦士。カラーが似ていたり変身者の年齢が低かったりという点が共通している。
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