1729とは、1728の次、1730の前の自然数であり、7×13×19で表される合成数である。
性質
| 数 | |
| 1729 | |
| 二進表記 | 11 |
| 八進表記 | 3301 |
| 十二進表記 | 1001 |
| 十六進表記 | 6C1 |
| ローマ数字 | MDCCXXIX |
| 漢数字 | 千七百二十九 |
| 1728 ← 1729 → 1730 | |
| テンプレートボックス | |
- 素因数分解 7×13×19
- 2番目のタクシー数(2つの異なる立方数(自然数を3乗した数)の和として2通りで表される最小の自然数)である。
- 1729 = 13 + 123 = 93 + 103 = 1 + 1728 = 729 + 1000
- 数学者ゴッドフレイ・ハロルド・ハーディが、療養していたシュリニヴァーサ・ラマヌジャンを見舞った際のエピソードがよく知られている。ハーディが「乗ってきたタクシーのナンバーは1729というなんの面白みもない数だった」と話したところ、ラマヌジャンは「1729は2通りの2つの立方数の和で表せる最小の数であり興味深い数だ」と即座に指摘したという。このエピソードから、1729はハーディ・ラマヌジャン数とも呼ばれる。
- ラマヌジャンは次数が3である場合のフェルマーの最終定理 a3 + b3 = c3 の「反例に近い値」を探す研究をしていた。つまり a3 + b3 = c3 + 1 または a3 + b3 = c3 - 1 を満たす abc を探す問題である。1729はその過程で得られた一つの特殊値だったと考えられている。
- 3番目のカーマイケル数(擬素数(確率的素数判定法のフェルマーテストにおいて確率的素数と判定される合成数)のうち自身と互いに素であるすべての底でフェルマーテストを通過する数)である。
- 約数 1, 7, 13, 19, 91, 133, 247, 1729
- 約数の和 2240
- 364番目のハーシャッド数(各桁の数字の和が元の数の約数となる自然数)である。
- 1 + 7 + 2 + 9 = 19
- 直前のハーシャッド数は1728、直後のハーシャッド数は1740。
関連動画
関連項目
- 7
- 0pt

