2pickとは、『Shadowverse』のアリーナのゲームモードである。
概要
フリーマッチやランクマッチで行われる構築デッキを使ったものではなく、その場で作ったデッキで対戦を行う。アリーナの他、ルームマッチの対戦ルールにも設定されている。
JCG Shadowverse Openでも2pick大会が行われており、大規模大会に比べれば少額だが賞金が出ている(ベスト4まで)。
ルール
- 本モードで遊ぶための入場料として2pickチケット1枚・150ルピ・150クリスタルのいずれかを支払う。
- 入場料を支払いゲームを始めると、ランダムで3クラスが提示される。いずれかの1クラスを選択して今回のゲームでの使用クラスとする。
- クラス選択後、2枚1組のカードが左右に表示され、欲しいカードのある組を選ぶ。選び終わると選ばなかった側は片づけられ、新たに2組表示される。15組分行うとカード選択を終了する。
- カード選択を終えると、このモード専用の画面に切り替わり、5回の対戦を行う。
- 対戦相手は自分と同じく、2pickで作成したデッキを使う相手で、勝利数が近い人が選ばれる。
- 対戦ルールそのものはデッキ枚数が違うこと以外変更点なし。
- 5戦終えるか、途中でリタイアを選択すると終了。勝った試合数に応じて報酬がもらえる。同じ勝ち数でも報酬は多少ばらつきが出る。
提示リスト
提示カードは完全ランダムではなく、選択回ごとに「選択クラス・ニュートラルの○○レア(だけ・以上・以下)のカード」というように細かく設定された上でのランダムとなる。「始めと最後にゴールド以上のカードばかりが出る」「途中でニュートラルのカードが出る」というのはこれが原因である。
また現在は一部のカードが出ないようになっている。これはクラスごとの選択幅を抑えることで、「そもそも強いカードをほとんど見かけなかった」といったカード提示による事故を減らすための配慮になっている。
現在のカード選択範囲
提示順
| 回 | クラス | レアリティ | 回 | クラス | レアリティ | 回 | クラス | レアリティ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 選択クラス | GL | 6 | ニュートラル | BS | 11 | 選択クラス | ブロンズ |
| 2 | 選択クラス | シルバー | 7 | 選択クラス | ブロンズ | 12 | 選択クラス | シルバー |
| 3 | 選択クラス | シルバー | 8 | ニュートラル | GL | 13 | ニュートラル | BS |
| 4 | 選択クラス | ブロンズ | 9 | 選択クラス | シルバー | 14 | 選択クラス | ブロンズ |
| 5 | 選択クラス | ブロンズ | 10 | ニュートラル | BS | 15 | 選択クラス | GL |
| クラス・レアリティ | ブロンズ | シルバー | GL |
|---|---|---|---|
| 選択クラス | 5 | 4 | 2 |
| ニュートラル | 3 | 1 | |
※GL=ゴールドレア・レジェンドレア BS=ブロンズレア・シルバーレア
戦略
- どのカードを使えるかがわからないため、コンボ狙いでカードを選ぶよりも単体で使えるかを基準にした方が安定する。例えばドラゴンの効果と引き換えにカードを捨てるタイプのカードは、構築では手札を捨てる効果に反応するカードとのコンボ目的で使えるが、2pickでは無駄なコストを強いられるだけに終わる可能性がある。
- どんなフォロワーが出ようが対処できる確定破壊効果は、コンボで対抗するのが難しいこのモードでは特に価値が高い。
- 出てくるカードのクラス・レアリティは固定されているため、使ったカードのカウンティングを行って可能性を減らすことができる。特に強力なカードが多いゴールド以上のカードは数えておくと、何度も使われた際に「もうゴールド以上は全部見たからアレは使われない」と判断できる。
- 当然だが、デッキ中のコスト内訳にも気を付けなければならない。構築戦同様、2コストを頂点にゆっくり下るようなコスト配分がいい。
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関連項目
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